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平成25年の新春を迎え、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。
皆様におかれましては希望と期待に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心よりお喜びを申し上げます。 昨年は、津市出身の吉田沙保里選手が前人未踏の快挙を成し遂げられました。オリンピックと世界選手権を合わせ、13大会連続で世界一を達成、さらに「国民栄誉賞」を受賞され、私たちに大きな夢と希望、そして、感動を与えてくださいました。吉田選手の未来を切り拓く、そのチャンレンジ精神に、これからも市民の皆様と一緒にエールを送りたいと思います。
津市政におきましては、本市に深い爪跡を残した台風第4号と台風第17号による被害の早期復旧に取り組むとともに、災害に強いまちづくりとして、昨年と今年の2年間を災害対応力強化集中年間とし沿岸地域の標高マップの全戸配布、カーブミラー164箇所・避難所60箇所への海抜表示など、津波避難対策を進めました。また、地域防災計画では、現在224項目にのぼる改訂を行っており、間もなくまとまる予定です。 地域医療の充実としては県立一志病院に三重大学寄附講座を設置し、医師3名を増員するとともに、通院費の医療費助成を小学生まで拡大し、津市の暮らしやすさの向上を力強く推し進めました。
そして、新最終処分場とリサイクルセンター、産業・スポーツセンター、新斎場の整備、JR名松線の早期復旧といういわゆる4大プロジェクトについては、昨年に引き続き、今年も着実に進めてまいります。
また、これまでの経緯を踏まえ、改革しなければならないこともあります。津センターパレスには、津市まん中老人福祉センター、津市障がい者相談支援センターが入居し、昨年11月にオープンしました。今年7月には、まん中児童館、9月には中央公民館がオープンする予定で、財務改善も既に軌道に乗りました。
さらに、経営危機に陥っているポルタ久居の今後の方向性を早急に決定し、同時に、予定より遅れていた久居市民会館の建替え、保健センターの整備といった久居駅周辺のまちづくりを進めてまいります。
今年も「風格ある県都津市」を目指し、市民の皆様との「対話」を基本に、立ち止まることなく「前進」する市政、そして「決断」する市政を、今年のテーマとして取り組んでまいりますので、皆様の御協力をお願い申し上げます。
本年が皆様にとって、多くの幸せと明るい希望に満ち溢れた年となりますことをお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
2012年12月31日 AM 4:59