その小さなスーパーでは、いつも歌謡曲が流れていた。大手スーパーの「魚サカナさかなー」や「きのこのこのこ元気な子」とは違って、販促をまったく考えていないところが偉かった。噂では社長の趣味だということだった。
 普段聞かない音楽も、自然に耳に入ってくると馴染むもの。買い物している間、何とはなしに曲を聴いて、歌えるほどに覚えることもあった。
 そのことをきょう思い出したのは、スポーツジムのダンス曲がナツメロメドレーだったからだ。「飛んでイスタンブール」だったり「愛がこんなにつらいものなら私独りで生きていけない」だったり「好きだったのよあなた胸の奥でいつも」だったり。歌謡曲がJ─POPと呼ばれる前の懐かしい曲ばかり。歌詞に物語や深い意味があった時代の曲である。
 曲に合わせて身体を動かしていると、メロディーに乗って歌詞が口をついて出てきた。歌謡曲好きでもなかったのに、ほとんど歌えるのはあのスーパーによく行ったからだろうか。若い記憶力のせいだろうか。
 もうそのスーパーはなく、私はJ─POPを聴くこともない。サウンド重視で、日本語と聞こえないような近頃の歌は、もうよく分からないのだ。モーニング娘3期ぐらいを終わりとして歌手の見分けもできないので、私のナツメロは九十年代あたりで絶えそうである。     (舞)

 パーキンソン病とは安静時にも体の震えが出て、筋肉のこわばりが強くなり、動作の開始が遅れ、動きが緩慢になったり小刻みになったりする病気です。
 原因は、脳の神経同士の連絡に使われているドーパミンという物質(神経伝達物質)が不足し、別の神経伝達物質であるアセチルコリンの作用が強まり、神経のバランスが崩れることと考えられています。代表的な治療法は、薬物療法、手術による外科的治療、リハビリテーションです。
 薬物療法は、脳のドーパミンとアセチルコリンのバランスを正常に近づけ症状を緩和する方法で、一つは脳内のドーパミンの量を増やす方法です。ドーパミンを直接、補充する方法が理にかなっていますが、ドーパミンそのものを薬として服用しても脳に到達しないため、脳に届く型で、到達後ドーパミンに変化する薬が用いられます。しかし、この方法は長期間行うと次第に薬の効果が落ちてくるという問題点もあります。
 ドーパミンは体内で酵素によって分解され効き目がなくなってしまいますが、この分解酵素の働きを抑えて、ドーパミンの働きをよくする薬や、ドーパミンとは違う構造でドーパミンと同じ作用を示す薬、神経を刺激してドーパミンを出させる薬などもあります。
 もう一つは、アセチルコリンの作用を抑える方法です。抗コリン薬が用いられて、副交感神経の働きを弱めることでドーパミン神経とのバランスをとり、症状を緩和させます。
 パーキンソン病で見られる症状は、ある種の認知症など他の病気でも見られることがあります。また薬の副作用でも同じような症状が現れることがあります。 このような症状と区別するために、気になる症状が現れた場合は、専門医の診断を受けることをおすすめします。(㈱メディカル一光・ひまわり薬局薬剤師 山本 康典)

 19日、三重県総合文化センター祝祭広場と知識の広場で『夢の手づくり市』の第5回が開催される。10時~16時。雨天開催。
 主催者の津市在住の作家・ふきの藤さんが京都の百万遍(知恩寺)などで開かれている手作り市に感動。自分の特技を活かした手づくり品を誰もが販売でき、それをきっかけにプロとしての活動をスタートできるような場所を地元にも創りたいと昨年から定期的に開催しているもの。
 昨年4月の第1回から回を重ねるごとに出店者が増えており、今回も手芸・木工・陶芸・クラフト・お菓子・セラピーなど県内だけでなく愛知・京都・大阪などから集まった60店舗以上が出店予定。ぬくもり溢れる手づくりの品々との出会いが楽しめる。HP=http://fukinotou.holy.jp/
 問い合わせは、ふきの藤さん℡090・3459・7496へ。

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