今月12日~14日、伊勢市の三重県営サンアリーナで行われた第18回・全日本ユース(U─15)フットサル大会に三重県代表として出場した『津ラピドFC』が3位入賞を果たした。
 同チームは津スポーツセンター=津市神戸=を拠点に練習を重ねており、今年はU─12時代に全国優勝を経験したメンバーを有する精鋭揃い。全国大会出場は3年連続3度目。 
 1日目は4チームによるリーグ戦が行われたが、ラピドは2勝1引き分けと開催地代表に恥じない戦いぶりで決勝トーナメントに進出。準決勝で今大会を制した長岡JYFCと激突し、前半は1対1の膠着状態のまま後半へ突入。相手チームの猛攻で一時は大きくリードを許したものの、ホームならではの熱い声援が選手たちに力を与え、残り1分で同点まで追いつくというドラマチックな展開に。しかし、わずかに及ばず5対6で惜敗を喫した。
 チームは全国制覇という高い目標を掲げて、練習に励んできただけにキャプテンの末光幸太さん=南が丘中3年=は悔しさをにじませていたが「みんなで力を合わせて戦えたのはよかった。応援してくれた人たちのおかげで最後は同点まで追いつくことができた」と感謝していた。