1月10日夜から中国の北京市などで発生しているスモッグは、工場の排煙や車の排ガスなどで発生する汚染物質が原因とされています。
 特に問題なのは、排煙や排気ガスに含まれる「PM2・5」という直径2・5マイクロメートル(1万分の1㎝×2・5)以下の微小粒子状物質です。吸い込むと肺の奥や血管に入り込み、喘息や不整脈を発生させる恐れがあるほか、肺がんの増加にも繋がると指摘されています。
 毎年春にPM2・5を含む黄砂が中国から日本に飛来し問題になっていますが、今年は悪化する可能性があります。
 東洋医学的に考えるとPM2・5によって肺に炎症が起きて熱を持ちます。そのため、咳がなかなか治らなかったり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者も増加する可能性があります。
 症状は、鼻が出る、目が痛くて涙が出る、咳、息苦しくて長く話をしていると咳き込む、気管支のあたりが重く感じる、痰が黄色味がかる、口の中が渇きやすい、肌が痒い・赤くなるといったものが考えられます。
 肺の中に有害物質がたまってくるのは健康のためにも良くないので、老若男女に関わらず、外出時は高性能のマスクを着用しましょう。前述したような症状が気になる方はご相談ください。

ケンコウ薬局

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