種駒打ちに挑戦する親子

 ㈱シエン(隅谷利光・代表取締役。本社・津市末広町)のグループ企業できのこ研究の専門企業㈱岩出菌学研究所が9日朝同社敷地内で「第7回親子きのこ教室」を開き90名の親子がシイタケ栽培を体験した。
 子供達に大人気のきのこについて良く知ってもらおうと、この時期に毎年開いているもの。毎回、募集と同時に申し込みが殺到する人気企画だけあって今年も定員20家族がすぐ満杯に。
 はじめに、同研究所の農学博士・原田栄津子さんからきのこに関する説明を受けた後、用意された原木に菌の繁殖した「種駒」を打ち込む作業に挑戦。良いシイタケが育つためには、深く打ち込み過ぎても、浅くてもダメとあって、子供達は金づちで一つひとつ慎重に取り組んでいた。
  作業終了後は、菌のまわったシイタケの原木とナメコの菌床ブロックが同社から記念品に配られ、親子の良い思い出となった。