津市藤方の結城神社で今年も「しだれ梅まつり」が開催されている。
 南朝の忠臣・結城宗広公を主神として祀る同神社は紅白の美しいしだれ梅約300本が咲き乱れる東海屈指の梅の名所として有名。気候にも左右されるが、最も見頃を迎えるのは3月初め頃になりそうだ。梅園の入園料は大人500円、小人200円(小中学生)。
 また、同神社は宗教・宗派の壁を越えた伊勢の津の七福神の福禄寿霊場でもあり、27日11時からは七福神の他の6寺社(四天王寺・津観音・円光寺・初馬寺・高山神社・榊原地蔵寺)も集い「観梅祈願祭」を開催。本殿で7寺社の関係者たちが無病息災・五穀豊穣・必勝祈願・商売繁盛・技芸上達・延命長寿・子孫繁栄を祈願し、梅園内を練り歩く。
 問い合わせは℡059・228・4806。