2013年3月

協定書を手に…東校長(左)と栗原学長

 6日、高田短期大学=津市一身田豊野・栗原廣海学長=で、県立相可高校=多気郡多気町相可・東則尚校長=との高大教育交流協定の調印式が行われた。
 この協定は、教育に関する情報交換や教育連携の研究のほか、高大教育交流事業として、大学が正規科目の開放、高校生対象の特別講座、高校の授業・ガイダンスへの教職員派遣などを実施することが目的。
 高田短大は1月・2月にいなべ総合学園高校・白子高校・四日市四郷高校とも同協定を締結しており、相可高校で4校目となる。
 高田短大には相可高校出身の学生も多く、これまでにも出前講座や大学の見学などで交流してきたが、この協定により、連携の緊密化に取り組んでいく。
 調印式では、栗原学長が「この交流を通じ、学生の募集にプラスにするのはもちろん、ミスマッチをなくして今まで以上に社会に貢献したい。また御校はすでに目的意識をしっかり持った生徒の教育を行われているので、逆に学ばせて頂きたい」と挨拶。続いて東校長が、「本校には普通科と3つの専門学科があり、生徒は・大いなる夢・挑戦・明日・を掲げている。協定を結んで身がひきしまる思い。生徒にとって新たな挑戦の場を頂いた」と話した。

 津乙部郵便局で介護福祉士の真柄力也さん(53)=津市乙部=が日本プロレス界の父と呼ばれる力道山の没後50年企画と題し、ポスターなどの展示を行っている。会期は3月29日迄(土日祝は休業)。
 熱烈なプロレスファンである真柄さんが小学生の頃より長年集めてきたコレクションから、ポスター・色紙・パンフレットなど約30点を展示。力道山にまつわる品以外にも弟子のジャイアント馬場やアントニオ猪木、さらにルーツである相撲にまつわる品々も飾られている。真柄さんは「見てもらった人に元気を出して頂けたら」と話している。

深井:山中健生 作

 篁陰能面研究会が20日~24日9時半~17時(最終日16時まで)、県立美術館県民ギャラリーで創立15周年記念能狂言面展を開く。後援=三重県・県教委・津市・津市教委。入場無料。
 同研究会は平成10年1月に会員4名で結成。同12年に第1回展覧会を三重画廊で開催後、2年毎に同画廊とNHKギャラリーで展覧会を開いている。
 平成13年3月には、三重のまんなかまちかど博物館に加入するなど、様々なイベントに出展している。現在の会員数は13名。
 主宰者の市川篁陰(本名・了一さん)は昭和32年・観世流謡曲、仕舞を開始。同40年・幸清流小鼓開始。同53年・京都能面師無形文化財保持者、長澤氏春三男草春師に師事。平成10年1月に篁陰能面研究会創立。今までに研究会展8回、個展5回、京都展に25回出展している。
 今展では市川さんの特別出展はじめ、12名の会員の作品合わせて約88点を展示する。
 問い合わせは、℡059・227・8744。

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