3月26日、働く女性たちの奉仕団体『国際ソロプチミスト三重─アイリス』=坂崎美世子会長=が、県総合文化センター小ホールで県下15の授産所・障害者施設から248名を招き、ミニコンサートを開いた。
 普段は慰問を受ける立場になりがちな障害者たちが自らホールに出向いて楽しむスタイルで好評を得ている催し。同団体が支援している三重大学めばえサークルやセントヨゼフ女子学園Sクラブのメンバーも駆けつけ、可愛らしい動物の着ぐるみ姿や笑顔で来場者を迎えて会場を盛り上げた。
 ステージでは、女性コーラス「蔦の会」が、ミュージカル「オズの魔法使い」を上演。美しく伸びやかな歌声や息の合ったダンスで観客を魅了した。続いて、クラウンLОTОがコミカルなショーを披露し、大きな笑いや拍手が起こった。最後は会場が一体となり「小さな世界」を歌い、楽しく締めくくられた。