食事を楽しむ旭天鵬(手前)と旭秀鵬

 伊勢神宮奉納相撲の前日である3月30日、津市南丸之内のちゃんこ料理店『金鍋』を大相撲「友綱部屋」の力士ら12名が訪れた。
 同店女将・平松佐智恵さんと旧大島部屋(現在は友綱部屋と合併)所属の力士たちは長年、深い交流を続けており、毎年この奉納相撲と名古屋場所の前には必ず店に立ち寄っている。特に昨年の夏場所で、史上最年長優勝を果たし、日本中を沸かせた旭天鵬は平松さんのことを『日本の母』と慕うほど親密な関係。この日は旭天鵬の他、魁聖、旭日松、今年の大阪場所で十両初優勝を果たし幕内に返り咲いた旭秀鵬、幕下力士の旭大星、旭鵬山、魁ノ鞍や行事の木村寿之介さんらが来店。
 力士たちは平松さんからの温かいもてなしを受けながら同店自慢のちゃんこ鍋を始めとする美味に舌鼓。集まった津の支援者たちとの会話にも花を咲かせ、英気を養っていた。