丸之内の空き店舗を使ってズラリ展示された五月人形

 津市丸之内商店街振興組合=鯉江盈理事長=は5月5日の端午の節句に合わせて同商店街のアーケードや店頭に鯉のぼりや五月人形などの展示を行った。
 近隣の大門大通り商店街では3月の桃の節句に「津大門のおひなさん」と題して盛大にイベントを行っているが、丸之内には津城跡があることから、男の子の健やかな成長を祈る鯉のぼりや節句飾りで商店街を飾り活性化に繋げようと一昨年から行っているもの。
 展示した鯉のぼりや五月人形などの節句飾りは家庭で不要になったものを譲り受けたもので、本紙や津市の広報誌を通じて呼びかけたところ今年も約50件の提供があった。
 4月27日〜5月5日の期間中には鯉のぼり大小合わせて約500匹がアーケードを元気に泳ぎ、五月人形も各店舗のショーウィンドウなどに飾られ、空き店舗(旧マルヤス)を活用した展示も行われた。
 同商店街では「たくさんの方々から応援頂いて本当に嬉しい。中心市街地の活性化にもご協力頂けてありがたい」と話している。
 18日の津市物産まつりの際にも商店街の30周年記念イベントとして同じ空き店舗で五月人形などの展示を行う。