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津市垂水の石水博物館は明日24日から7月28日まで、「林原美術館所蔵名品展─能装束と色鍋島のコレクションから─」を開く。 岡山城天守閣の西側、旧二の丸屋敷対面所に位置する林原美術館は、日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主・池田家から引き継いだ大名調度品を中心とする珠玉のコレクションを所蔵している。
同美術館は、岡山財界の雄、林原一郎氏(1908~1961)の確かな鑑識眼により蒐集された美術品を基に、同氏の遺志を継いだ遺族や知人たちの尽力で昭和39年に開館した。
所蔵品は、林原一郎氏の個人蒐集品と、池田家所蔵品からなり、刀剣、武具、甲冑、絵画、書跡、能面、能装束、彫漆、螺細、蒔絵、陶磁、金工など多岐にわたり、その水準の高さは広く知られている。
今展では、江戸時代に佐賀藩で焼成された鍋島焼の名品と、池田家旧蔵の能装束のコレクションから選りすぐりの逸品を展示。大名家が育んだ煌びやかな文化が堪能できる。
入館料=一般500円・高校生以上の学生300円。開館時間=10時~17時(入館は16時半迄)休館日=月曜。問い合わせは同美術館津227・5677。
2013年5月23日 AM 4:57
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