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『津朗読会』=会長・米田まち子さん(66)=は1980年に発足し、長年にわたり「広報津」などの音訳をボランティアで行い、地域の視覚障害者への情報提供に活躍している。
同会は朗読に興味を持つ仲間がアナウンサーを講師に迎えて作った「金曜会」が母体。81年、市から社協を通じて依頼され、広報の音訳を始めた。
現在は市の「声の広報発行事業」に協力し、市のHPに掲載される広報津の音声版を作成するほか、「広報津」「つ市議会だより」「つ社協だより」「暮らしの情報」のテープ・CDを作り、リスナー約50名に郵送している。
会員は、津市などに住む女性約30名で、活動歴は数カ月や20年以上など様々。
音訳の作業は担当の広報誌によって6班に分かれ、津センパレ3階の録音室などで実施。一つの録音物を作るのに最低3回の会議を行う。まずパート割りを決め各自が自宅で仮録音。それを班の全員で聞き、間違いなどをチェックした後、PCで録音し、編集する。
120分のテープに収めるために内容を省略・要約したり、写真をわかりやすく説明するのに苦労するがリスナーに喜んでもらうのが大きなやりがいだそう。
また、アナウンサーの山上和美さんを講師に招いて話し方の研修を行うなど技術向上にも努力している。
米田さんは、「会員それぞれに家庭などの都合があるので、助け合いながら活動しています。皆、読むことが好き。これからも地域に密着した情報を届けていきたい」、また設立当初からの会員・野沢みな子さんは「できる時に、できる事をやるので続けてこれたのだと思います」と話す。
2013年5月23日 AM 4:57
12日、津商工会議所で県商工会議所連合会・県珠算連盟連合会主催の『そろばんグランプリ三重2013』が開催され、子供からシニアまで県下から集まった58名が技能を競った。
同大会は7月28日に神戸市で開かれる全国大会「そろばんグランプリジャパン2013」への選考も兼ねた大会で、各部門上位2名が出場の切符を手にした。全国大会出場者はは次の6名(敬称略)
▼ジュニア部門=早川奈那…松阪市。春木琴美…松阪市▼スクール部門=朝田真希…松阪市。杉本憂大…松阪市。▼シニア部門=辻尚也…松阪市。上野利津生…松阪市。
2013年5月23日 AM 4:57