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25日、「第2回津ふるさと学検定」=津市観光協会主催=の現地説明会が、津駅~津新町駅のコースで初開催された。
この検定は、市民に市全域の歴史、文化など幅広い分野の知識を楽しみながら学んでもらい、郷土愛や連帯感を育むのが目的。昨年初実施され好評を博し、今年も10月27日に行われる。
現地説明会は検定を主管する「津観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」が、検定の勉強をサポートするため、9月まで14回にわたり市内各地で開くもの。検定のテキストや問題を制作した市内14のガイド団体が歩いて案内する。
今回は24名が参加。3班に分かれ、『ときめき高虎会』=村田修代表=の案内で、津藩祖・藤堂高虎公にゆかりのある四天王寺や津観音などを巡った。
津観音では、同会会員が境内にある市指定有形文化財・工芸「銅造水盤」について、縁に祀られている龍は頭から尾まで全身が造られており、水盤の龍としては珍しいことを説明。参加者の内田理子さん(71)は「問題を読んで現地に行きたくなり、参加しました。文化財の実物を見ると、頭に入りやすい」と話した。
なお6月15日9時半~12時半、安濃町で第6回の現地説明会が行われる。申し込みはハガキで5日必着。詳細の問い合わせは津観光ガイドネット℡090・9910・0262へ。
2013年5月30日 AM 4:55