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2013年5月
先月15日にオープンした百五銀行津城山支店=津市城山=のロビーで、31日まで、画家でオオニシ造形教室代表の大西胤之さん(58・津市半田)による油絵が展示されている。
このロビーには、来店客にオープンな空間で気軽に相談をしてもらおうと、絨毯敷きの応接・キッズスペースが設けられている。また柔らかな光の照明で、作品展にも適した落ち着いた雰囲気を演出しており、今後も、写真など様々な展示が予定されている。
大西さんは15歳のとき画家としてデビュー。ライフワークとして身近な自然の営みを描いており、今回は2009年から昨年にかけて制作した『日の出』など4号〜15号の5点を出品した。例えば『月光』と題された作品には、美しい青の色味を出すために天然の顔料を使い表面を砥石で磨くなど、繊細な工夫が凝らされており、観る人の目を楽しませている。
大西さんは「ものづくりの表現者がコミュケーションしたり、立体造形に触れられる場が小学校などにも設けられれば」と話す。
2013年5月9日 AM 4:55
昨年初実施され、好評を博した津市観光協会主催の『津ふるさと学検定』が、今年も10月27日に行われることが決定。主管する「津観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」=以下・津観光ガイドネット=では検定の勉強をサポートするため、今月25日から9月まで、14回にわたり市内各地で現地説明会を開く。
この検定は、市民に市全域の歴史、文化、産業や食など幅広い分野の知識を楽しみながら学んでもらい、郷土愛や連帯感を育むのが目的。昨年、テキストの初版が発刊され、初回の試験(○×形式・120問)は若者から高齢者まで169名が受検し、120名が合格した。今年は、テキストの改訂版が発行される。
現地説明会では、津観光ガイドネットに所属し、テキストや検定問題を制作した市内14のボランティアガイド団体が、集合場所周辺を歩いて案内する。
実施日などは下表参照。各回とも受付は出発時間の15分前から。小雨決行。
参加料は一般=1回200円(資料・保険代)、津観光ガイドネット会員=無料。
申し込みはハガキに住所・氏名・☎・参加を希望する月日を記入し、〒514─0009 津市羽所町700 アスト津2階津市観光協会「検定現地説明会」係へ。締め切りは各実施日の10日前必着。
問い合わせは津観光ガイドネット☎090・9910・0262へ。
2013年5月9日 AM 4:55
津市が、『災害時における葬祭業務に関する協定』を市内外の7事業所・2関係団体と締結。
先月、市役所で前葉泰幸市長と締結先の代表者らが出席して調印式が行われた。
この協定は、地震や風水害などの災害時に多数の死者が発生した場合の、葬祭用品の供給や遺体の搬送などの協力が目的。
一部の業者から市へ「何か手伝えることはないか」と申し出を受けたのを機に市が、市内に葬祭ホールを持つ事業所などに声をかけて実現した。
締結先は▼㈱ふじや本店=四日市市▼葬儀会館ティア津=津市高茶屋小森町▼三重県葬祭業協同組合=同桜橋▼㈱ベルライフ=同高茶屋小森町▼菩提樹=同久居烏木町▼メモリアルホールれんげ=同安濃町曽根▼㈲伊藤典礼=同高茶屋▼社会福祉法人伊勢亀鈴会=鈴鹿市▼㈳全日本冠婚葬祭互助協会=東京都。
津市が、葬祭業務に関する災害協定を結ぶのは初めてで、これほど幅広い形態の団体との協定は県内でも初。
ふじや本店の柳川尚史取締役は「あってはならない自然災害だが、起こってしまったときに、少しでも市民の方のお役に立てれば」と話した。
2013年5月9日 AM 4:55