折り紙を使った「石搗き行事」の模型

二階堂黎子さん

 津市香良洲町出身の折り紙作家・二階堂黎子さん(66)が、今月1日~29日の土曜・日曜日(計9日間)、同町の9地区が各1日ずつ行っている『石搗き行事』の模型を制作。行事のPRのため先月末から、津駅北隣のアスト1階にある観光案内所に展示されている。
 この行事は今年3月、同町で行われた「お木曵き」と同様、20年に一度ある香良洲神社の式年遷座に関連しており新たに建てられる正殿・拝殿の地固めをするもの。
 各地区の住民が、供物をのせた奉曵車を香良洲神社まで曵く。到着すると地固めする場所に設置された櫓を囲み、音頭に合わせて櫓中央の丸太に繋いだ縄を引っ張ったり離したりして、丸太を上げ下ろしする。
 模型は先月、二階堂さんが同町のガイド団体会長・濱村隆通さんからの依頼を受け、3週間ほどかけて作ったもの。縦横・高さとも約90㎝。人形は51体あり、髪型などに個性がある。また、体を曲げる体勢を再現するため芯に針金を使うなどの工夫が凝らされ、行事の賑やかな雰囲気が見事に表現されている。
 「自分が6歳のときに抱っこ抱っこされて石搗き行事を見た覚えがあり、今回、同世代の住民の方達が一生懸命運営していらっしゃるのを見て何か役に立てればと思い作りました」と二階堂さん。