新メニューの「海賊鶏」と金賞のトロフィーを手に木本さん

 日本唐揚協会主催の第4回からあげグランプリの塩ダレ部門で津市江戸橋1丁目の『超旨唐揚江戸橋富や』が、2年連続の金賞を受賞。来週登場する新メニュー「海賊鶏」で、来年は激戦のしょうゆダレ部門での入賞をめざす。
 同店の唐揚げは独自の調理法でムネ肉をジューシーかつ柔らかく仕上げておりさっぱり飽きのこない味わいが三重大生を中心に多くの人々に支持されている。
 2年連続の金賞は文句なしの快挙だが同店では唐揚げの王道であるしょうゆダレ部門入賞をめざし、新メニュー「海賊鶏」を開発。〝三重〟にこだわったこのメニューの名前は熊野海賊が源氏と平氏のどちらにつくかを闘鶏で占ったという故事に由来。もも肉を、伊賀の「はさめず」と熊野の「さんま醤油」という2種の県産しょうゆで味付けしているのでジューシーで深い味わいが楽しめる。同店店長の木本紹弘さんは来年に向け、「三重県発の美味しさを伝えたい」と話す。海賊鶏定食は10日より1日10食限定で販売。並680円、大880円。
 営業時間は昼11時~売切れ次第。夜17時~21時。定休は日祝(6月中旬から日曜の昼も営業予定)。
 問い合わせは059・232・2440。