松阪市市民文化会館は8月2日9時半~、ドイツ製ピアノ(D─274)スタインウエイの演奏体験会を開くにあたり、参加者を募集している。
 場所は農業屋コミュニティ文化センター(松阪コミュニティ文化センター)。対象は5歳以上でピアノに関心のある人。体験時間は15分以内(入れ替え含む)。募集人員は先着25名。参加無料。受付期間は7月10日~22日(受付時間9時~17時)。
 申し込みは電話にて。同会館管理事務所℡0598・23・2111へ。休館日は毎週火曜。

音頭さんと掛け合いながら石搗きをする住民たち

 8日、津市香良洲町の地家地区が『石搗き行事』を行った。
 この行事は今年3月に同町で催された「お木曵き」と同様、来年行われる20年に一度の香良洲神社の式年遷座に関連し、新たに建つ正殿・拝殿の地固めをするもの。今月1日~29日の土・日曜日、町内の9地区が各1日ずつ行っている。
 当日は住民200人以上が参加。奉曵車を地家区民会館から香良洲神社まで曵いた。道中は「音頭さん」と呼ばれる音頭の歌い手のほか、約10名の女性も音頭を披露し盛り上がった。神社に着くと地固めする場所に設置された櫓を囲み、住民が、音頭さんと掛け合いながら櫓中央の丸太に繋いだ縄を引いて丸太を上げ下ろしした。その様子は迫力満点で来場者も見入っていた。道中、音頭を歌った濱村さち子さんは「一週間くらい練習した。歌い終わってほっとしました」と話した。 

展示作品と八太さん

 津市美里町北長野にある美里ふるさと資料館で7月末頃まで、同町桂畑出身で市内在住の八太到さん(67)による写真展「『桂畑』昭和50年~60年頃」が開かれている。
 八太さんは、写真を40年以上前に始め、現在まで「JRP三重支部」の会員として活動している。今回の出品作は、昭和50年~60年頃に撮影した約126枚。サイズは半切~全紙。
 地域の伝統行事「かんこ踊り」の様子や、田んぼで元気に遊ぶ子供達、墓参りに訪れた住民などが写されている。当時を知る来場者は、様変わりした風景や、すでに亡くなった人々が写った作品を見て懐かしんでいるとか。
 八太さんは「桂畑の人も観に来て、自分や父親が写っている写真を懐かしんでくれた。良かったら来てください」と話している。
 開館時間は9時~16時、月曜休館。問い合わせは八太さん℡090・5609・0647へ。
 なお8月から同資料館で八太さんと菅谷秀昭さんによる写真展が開かれる。

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