2013年6月

丁寧にゴミを拾う参加者

 津市商工会青年部=津市白山町南家城・稲垣博文部長=が15日、津市美杉町奥津のJR名松線・伊勢奥津駅周辺で清掃を行った。
 全国約1700の商工会青年部が参加する「〝絆〟感謝運動」に賛同し実施したもの。青年部や地域の絆を確認・感謝し、さらに強化することなどが目的。名松線は09年の台風で被災し現在、一部区間が不通となっているが先月、JRが復旧工事を開始した。市商工会では被災当時、市へ全線復旧を要望しており、青年部でも、復旧工事開始を受け、この運動に最もふさわしい実施場所として同駅周辺を選んだ。
 約15名が参加。ゴミ袋と火ばさみを手に、伊勢本街道の美しい景色を楽しみながらゴミを拾った。「若い人や高齢者にも名松線に乗ってもらう方法を考えていきたい」と稲垣さん。

小川実行委員長から美保夫人へ贈呈

 7日、松阪市嬉野島田町の西日本セブンスリーゴルフクラブで三重ボランティア基金チャリティゴルフコンペがあった。主催=三重ボランティア基金。
 ボランティア団体へ支援などを行う同基金への寄付を目的に年2回開いているもの。今回は159名が参加。参加費の一部と、この日実施した募金などを合わせて合計40万2000円の浄財が集まった。
 プレーを終えた参加者たちを前に、同基金の理事長である鈴木英敬三重県知事の代理で出席した美保夫人は「このコンペは今回で23回目となるが、毎回40万円を超える寄付を頂いており三重ボランティア基金の活動の大きな財源となっている」と感謝。その後、同大会の小川益司実行委員長より贈られた浄財を受け取っていた。
 コンぺの優勝者は(敬称略)…▼坂井信久。

 水虫は、足・爪白癬の通称で、白癬菌という菌が足の皮膚の角質や皮下組織、爪に感染して炎症を起こす疾患です。足の指や足の裏に水疱ができて皮が破れ、痛みや痒みを伴います。
 水虫の薬には外用薬と内服薬があります。外用薬には様々な種類があり、患部の状況によって使い分けます。患部がジュクジュクした水虫にはクリームが使われます。ジュクジュクがひどい場合や亀裂ができている時には軟膏が良いとされています。乾燥している場合は液剤が適しています。 処方せん薬でも市販薬でも外用薬は、1日1回使うだけで良い薬がほとんどです。使用するのは、角質層が柔らかく、薬剤が浸透しやすくなった入浴後が効果的です。また、白癬菌は症状が出ている範囲より広く寄生していることが多いので、患部よりも広めに塗るのが良いでしょう。
 そして、白癬菌は、皮膚の角質層の奥深くに隠れていますので、症状がなくなった後も、少なくとも約1カ月間は根気よく続けることが大切です。
 一方、爪水虫は、外用薬で完全に治療するのが難しいので、皮膚科を受診してください。爪水虫には内服薬が処方されますが、飲み合わせに注意が必要な薬もあります。医師に現在服用中の薬を伝えるようにしてください。お薬手帳はこのような時に役に立ちます。また、薬をもらう際には薬剤師の説明もしっかりと聞いてください。
 水虫は高齢の方に多いと言われていますが、若い方でもなります。また、男性のほうが多いとされていますが、最近では女性の方にも増えてきています。これからの季節は水虫が増える時期です。水虫かなぁと思った時は、恥ずかしがらずに、まずはかかりつけの薬局で相談されてはいかがでしょうか。(㈱メディカル一光・フラワー薬局城山店薬剤師 榎屋 千尋)

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