力士らとともに挨拶する平松佐智恵さん

 1日、津市南丸之内の力士料理『金鍋』は開店30周年記念パーティーを盛大に開催した。
 同店は昭和58年の7月1日に開店。以来、元力士が作る本格ちゃんこの味だけでなく、女将・平松佐智恵さんの温かい人柄やアットホームな雰囲気で多くの人に愛され続けている。友綱部屋(旧大島部屋)の力士たちとの親交も深く、この日も旭天鵬を始め、幕内力士の旭日松・旭秀鵬や、幕下力士の旭大星・旭鵬山・旭光・旭龍皇ら7名が祝福に駆けつけた。
 リニューアルオープンしすっかり美しくなった店内には、平松さんの幅広い交友関係が伺える顔ぶれの約130名が出席。 
 冒頭、津市観光協会の松田直久会長が「これからも美味しいちゃんこを出してもらうだけでなく、女将さんの温かさや人情を守って頂ければ」と挨拶。
 その後、平松さんを『日本の母』と慕う旭天鵬関が熱い抱擁で「30周年おめでとう。この先もずっと続けてほしい」と祝福。平松さんは「30周年を迎えられたのは皆様のおかげ。これからも頑張っていきたい」と感謝していた。更に宴の途中、前葉泰幸市長も駆けつけ祝福の言葉をおくった。