花や葉を使った美しい展示作品

 津市新町のプラザ洞津ロビーで、31日まで9時~17時、日本レミコ押し花学院講師で四日市市在住の竹内美慧子さんによる「現代押し花アート展」が行われている。
 竹内さんは20数年前、子育てを終えたのを機に趣味として押し花を始め、現在は四日市市で教室を開くほか、花育アドバイザーとして児童対象の作品制作の指導も行っている。限りなく変化する自然を相手にできるのが制作活動のやりがいだという。
 同展を開くのは今年で4回目。昨年は、古希を迎えた記念の展示を行い、今回は今年の新作を中心に21点を出品した。桜・バラ・各種あじさいをあしらった作品や、ゴーヤを使い岩を表現するなど工夫を凝らした風景画などが並んでいる。
 竹内さんは「これから皆さんと出会って、押し花を作ることを媒体に、楽しい輪が広がれば。趣味ですが技術と思い入れは深く、極めたい」と話している。