2013年7月

 猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?7月に入ってから、冷たいものや冷蔵庫にあった果物を食べてお腹を冷やしたという方が、何人も来られました。
 胃腸が冷えると、頭痛、肩こり、めまい、だるい、食欲不振、胃痛、胃が重い、吐き気、便秘、足のこむら返り、昼間眠い、下痢、軟便、お腹にガスがたまるなどの症状が出ます。
 暑いと食欲が低下するので、冷たくて口当たりの良い冷麦、サラダ、冷やし中華などになりがちですが、必ず米も食べてください。夏を乗りきるには体力が必要で、エネルギーを効率よく吸収できるのは炭水化物です。胃に優しくて消化の良い炭水化物はご飯です。
 7月19日から8月7日までが皆さんご存知の夏の土用です。食欲が低下する夏でも土用の時には食欲が出てきます。ここで、うなぎを食べて元気になりましょうと昔からうなぎ屋さんが宣伝していますね。
 またスイカを食べる時にはお塩をたっぷり付けて食べてください。スイカはカリウムが多く冷えやすいので、塩を沢山つけることで、塩のナトリウムとカリウムのバランスが取れて、腎臓を助ける働きがあります。

【コンクレバンあります】

ケンコウ薬局

【住所】津市西丸之内24-13  地図はこちら     【TEL】059-224-1389(相談完全予約制)
【営業時間】AM9時~PM7時             【定休日】日・月・火曜
【夏期休業】 7月28日(日)~8月1日(木)

http://www.kigusuri.com/shop/kenkou/
http://www.dearmam.com/

 「こ、この漢字何と読むっすか」と聞かれた。「らでん。変換してみて」「すごいっすね。何でも読めっすね」にっこり笑顔を返して、あんたが読めなさすぎるだろうとは口に出さない。「漆塗りのお盆や重箱に、貝殻の裏の真珠みたいなキラキラが貼ってあるのを見たことない?あれが螺鈿」説明しながら、途方に暮れた。
 漆の盆や重箱が、若い人の生活の中に存在しているだろうか。我が家にしても、気の張る客が来ることはめったになく、漆の盆に茶たくと銘々皿というより、トレーにカップとソーサー、ケーキ皿で事足りる。
 「茶道具のなつめや、文箱に」と続けて、ますます深みにはまった。よけいに分からない。「これ、これ」ネットで検索した画像を見せて、手応えのないまま説明を終えた。螺鈿も蒔絵も工芸品となって久しい。漆の椀を使うのは正月だけ、普段はレンジ対応の樹脂製汁椀というのが一般の家庭ではないだろうか。そうして育てば螺鈿や蒔絵を知らなくても仕方がない。螺鈿や蒔絵が付いていそうな工芸品をひとつ思い出した。仏壇である。仏壇なら多くの家にある。
 我が家の子どもたちにも、仏壇の蒔絵を見せて話してやろう。美術や工芸や伝統文化は、生活の中になくても不自由しない。知らなくても困らない。でも、知れば豊かになる。それが教養というものだ。     (舞)

可愛らしい笹飾りなどの和小物

 津市久居中町134─35番地にある和紅茶(国産の紅茶)をメインとする紅茶の店「茶寮 多喜」では併設のギャラリーで、30日まで、和小物の『七夕展』を催している。
 同店は、定年退職を機に名古屋市から帰郷した増田多喜子さんが、自身も大好きな和紅茶をくつろぎながら味わってもらいたいと、昨年、自宅でオープン。
  今展は、佐世保市近郊でギャラリーを運営する森園美智子さんの協力で実施した。約20名の作家が制作した古布のちりめん細工の笹飾りや人形、押絵のタペストリーなど夏らしく趣き深い和小物を展示している。
 営業は10時~16時、水・木曜定休。駐車場は店向かいのNO1~4。問い合わせ津256・3135。

[ 5 / 23 ページ ]« First...34567...1020...Last »