賑わった第1回「大門街中バル」

 津市のだいたてアーケードを〝大人の夜店〟にしてかつての賑わいを取り戻そうと、3日夜、第1回『大門街中バル』が開かれ、多くの市民が商店街を吹き抜ける涼しい夜風に当たりながらビールなどの飲み物を楽しんだ。
 バル(バール…Bar)は英語のBar(バー)と書いてスペイン語で「バル」、イタリア語で「バール」と発音。食堂とバーが一緒になったような飲食店を指し、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパでは酒場、居酒屋、軽食喫茶店のこと指す。また、バルは地域のコミュニケーションの場所としても機能している。今回の企画はスペインの食文化を代表するこの「バル」を津の街中の大門に再現し、飲んで食べるイベント。
 当日は、洋菓子の三華堂から三宅医院前までの通路にテーブルと椅子が並べられ、ビールを中心とした各種アルコール飲料やソフトドリンク、様々な食べ物メニューが販売され、大人はもちろん、子供達も訪れるなど幅広い年代層の市民が一杯やりながら談笑する姿が見られた。
 主催した津観音・だいたて街の会は「10日も開催するので是非来て頂きたい」と話していた。