

検索キーワード




辻克己さん(76)=津市片田町=が津市稲葉町で栽培中のひょうたん「ロングハンドルディッパー」は人が仲良く腕を組んだような微笑ましい姿で人気を呼んでいる。
ひょうたん栽培暦13年の辻さん。現在はひょうたん棚に大小さまざまな品種のひょうたん約100個を栽培している。以前は全長2mにもなる品種も栽培していたが年々より小型ながら栽培技術が問われる品種へとシフト。辻さんが昨年より栽培に取り組んでいるロングハンドルディッパーもそんな品種の一つだ。
直訳すると長柄のひしゃくという名を持つこのひょうたんは、1mを超える細長い胴体の先端に直径10㎝ほどのふくらみをつける。成長途中に胴体部分を曲げたり、2つのひょうたんを結ぶこともできるのが最大の特徴だが非常にデリケートで上手に結ぶのは難しい。辻さんは試行錯誤を重ねて昨年に続き、今年も見事栽培に成功した。
辻さんのひょうたん棚は近所に住む人たちの散歩コースに面しており、毎年、ひょうたんの成長と辻さんとの会話を楽しみにしている人も多い。
辻さんは昨年、2つが仲良く結ばれているロングハンドルディッパーを出会いに恵まれなかった知り合いなどにプレゼントしたところ、2組が見事ゴールインするなど、縁結びのお守りとしても大活躍しているとか。
辻さんは9月上旬の収穫を楽しみにしながら、「ひょうたんのおかげで色々な人と親しくなれるのが嬉しい」と微笑む。
2013年8月22日 AM 4:55