民間会社の(株)あかり家が運営する「高田会館」

 津市一身田町の高田本山・専修寺敷地内にある高田青少年会館が『高田会館』としてリニューアル。5日には関係者らを集め、オープン記念式典が開かれた。
 親鸞聖人生誕800年に当たる昭和48年に完成した同会館は老朽化が著しく、運営に当たっていた高田青少年育成会の解散に伴い11年に閉館。財産の移管を受けた専修寺が施設の運営を民間に委託し再出発する意向を示したため、地元の一身田商工会の若手会員らが中心となって「㈱あかり家」を設立。株主28名による同社の社長には下津醤油㈱の下津浩嗣社長(36)が就任している。
 見違えるほど美しくなった施設は、和室・洋室計10室の宿泊部屋、大小様々な大きさの会議室60室やギャラリーを完備。中でも、あかり家が特に力を入れているのが手づくり豆腐と地産食材を使った料理が楽しめる和食レストラン「お食事処・あかり」。質の高い食事を提供し、普段から地元の人たちにも会館へ来てもらえるよう創意工夫を重ねている。その他、文化教室の運営なども予定。
 オープン記念式典で下津社長は「来るたびに良くなっていると言われるようにしていきたい。あかり家は一身田のまちをなんとかしていきたいという思いをもった者の集まり。来年4月には唐門前にコミュニティレストランもオープンさせたい」と挨拶。真宗高田派の常磐井楢麿法主も「一番良い形でスタートできたのではないかと思う。あかり家さんという立派な会社に安心してお任せできる」と続いた。その後、出席者75名で会食し、同会館の新たな船出を祝した。
 問い合わせ℡059・232・6079へ。