今瀬さん(右)、山口さんと自身の出品作品

 津市美里町北長野の美里ふるさと資料館で今月4日~10月24日、救護施設「長谷山荘」=津市片田長谷町=の利用者約35名による絵画が展示されている。開館は9時~17時(入館は16時まで)。毎週月曜休館。
 同施設では、10年程前から月1回、ボランティアの講師・今瀬永利子さんらのもと、希望者が絵画の制作を楽しんでいる。
 出品作品は、クレヨンで野菜や花、人物を描いたものなど約80点で、力強いタッチや、ユニークな構図などに個性が溢れる力作ばかり。また、利用者と、長野教育集会所絵画教室に通う長野小学校の児童9名が、お互いの肖像を描いた作品も展示されている。制作中には、児童が、利用者の既成概念に捉われない斬新な色使いに驚いたことなどをきっかけに楽しく交流したそうで、それぞれ温かみのある絵に仕上がっている。
 今瀬さんは「褒めることで伸び伸びと描いてもらえるので、見ていて私も楽しい。皆さんの作品は瑞々しさが魅力です」、また野菜や花瓶などを描いた作品を出品した山口桂さんは「長谷山荘に来てから絵を始めて好きやから描いている。自分の好きな色に塗っています」と話した。