

検索キーワード




大失敗だ。息子の誕生日を忘れていた。一週間も過ぎてから思い出したのでは、おめでとうも言いにくい。だけど、言わないわけにも行かないし。
大事なことを忘れていたことがショックで、認知症の初期症状を調べてしまった。四十歳から認知症になる人もいるそうだから、可能性は十分ある。物忘れもあるし。
調べてみると、加齢によるもの忘れは、起きた内容の一部を忘れてしまう症状のことで、認知症によるもの忘れは、起きたこと全部を忘れてしまうという。食事のメニューを忘れるのが一部で、食事したことを忘れるのが全部。別れて暮らす息子の誕生日を忘れたのは、一部だろうか、全部だろうか。
実は、ずっと前にも子供の誕生日を忘れたことがある。娘が中学生の頃のこと。娘も何も言わなかったので、そのまま二週間も過ぎてから気が付いた。ひたすら謝るしかなかったが、多感な年頃の娘の心をひどく傷つけたと思う。
今回の息子はどうだろう。怒るだろうか。悲しむだろうか。それとも心配してくれるだろうか。おそるおそるおめでとうとメールを送ったが、まだ返事は来ない。
私の誕生日を覚えていたことのない息子である。友人たちと賑やかに誕生日を過ごし、親のことなど思い出しもしなかった可能性もある。少し寂しいけれど、そうであってほしいと思う。(舞)
2013年9月12日 AM 4:55
<< 《広告》短期間でメキメキ上達の英会話教材 三重大と企業が共同開発 「シュリーマン式パワーラーニング」 児玉克哉教授が監修・企画・執筆 中央大学学術講演会 14日・津都ホテルで開催 >>