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津市南丸之内の日本画家・橋本心泉(三重子)さん(78)が主宰する『彩潮会』が11日~16日、県立美術館県民ギャラリーで日本画展を開いた。
同会は昭和50年創設。現在、会員約40名が、県教育文化会館や市中央公民館の教室に通っている。心泉さんは世界各国で展覧会への出品や日本画の指導を行うほか、同会でも作品展などで国際交流に尽力しており今年5月には三重県文化大賞を受賞した。今展は心泉さんの受賞記念展も兼ねており、29名が色紙~100号の計90点を出品した。
心泉さんは「近作『ワルツで踊ろう』は世の中が明るく輝くよう願いを込め岩絵具や金箔・墨を使って、シャクナゲの花を描き、空気や風を表現しました。来月には、ポーランドで彩潮会展を行います。心の交流をして世界平和に少しでも役立てればと思います」と話した。
2013年9月19日 AM 4:55
『浅野鉄工所』=浅野由行代表(66)、津市一身田大古曽=が昨年11月頃発売した折りたたみ式ゴミ集積装置『タタメール』が、このたび特許を取得した。
浅野さんは、ものづくりが好きで19歳頃から約10年間、水車の製造に携わり鉄工の基礎を修得。「仕事は何でも、自分で学び、実際やってみて失敗しないと覚えられない」と考え、寝る間を惜しんで溶接などの技術を磨いてきた。
40年程前に同鉄工所を開業し、農業用の倉庫や住宅の建築などを通じて、地域社会に貢献している。
「タタメール」の開発は高田本山専修寺を中心とする一身田寺内町の自治会長から、カラス避けになり趣きのある町の景観になじむゴミ集積装置の制作を依頼されたのがきっかけ。
蓋付きで、ゴミ収集後は簡単に畳めてコンパクトになるほか、カラー塗装や、蓋部分に地名や絵柄などのレーザー切り抜き加工が可能で、看板としても機能する。
現在、同町内の集積所で14台が使われており住民からも大好評。また、市内外の自治会などに計約30台を販売した。一番人気のサイズはLW(箱部分の幅2m40㎝・高さ70㎝・奥行き56㎝・収納時の奥行き18㎝)で価格は20万4000円。
「買ってもらった人に喜んでもらえてカラス対策にもなり、町も綺麗になって本当に嬉しい。経営や特許取得に当たっては津商工会議所や県産業支援センターにもお世話になり、感謝しています」と浅野さん。
問い合わせは℡059・232・2518。
2013年9月19日 AM 4:55
旧三重県庁舎の南隣に昭和5年に建てられた、昭和の津、いや、三重を象徴する建物であった。 正面から見ると3階建てであるが、南側からは半地下階が見え、実に貫禄のある4階建てのビルであった。
昭和39年に三重県庁舎や議会棟が新築されたことから、ここも大改修が行われ、三重県保健衛生センターとなった。
1階に保健所が設けられたので、ここを訪れたことのある津市民も多いではないだろうか。
(津市大門アーケード内「あのつ画廊」…昭和の津の町なみ写真多数展示中。℡059・228・8188)
2013年9月19日 AM 4:55