JA三重中央郷土資料館で栗葉小学校児童をガイドする会員

 第4回目に紹介するのは『一志町歴史語り部の会』
=吉村武司会長(79)、会員21名=。
 同会は2004年に発足し、初瀬街道などのガイドを行うほか、JA三重中央が、町内の高岡・波瀬・大井・川合小学校の児童を対象に実施している田植えや稲刈り体験に協力。子供達と楽しく交流しながら、食の大切さや、地元の農業に関する知識を伝えている。
 また同町高野にある「JA三重中央郷土資料館」でも町内外の小学生向けにガイドを行っており、先月は社会見学で訪れた市立栗葉小学校3年生114名を案内した。
 児童達は班に分かれて、昭和時代の生活用具や、農林業で使われていた器具、明治~大正・昭和時代にかけて同町で発展した養蚕・製糸業に関する器具や資料の展示を見たり、会員に農器具の使い方を教わって昔の農業を体感していた。
 同会会員は同町住民が中心で、平均年齢は約70歳。市内だけでなく埼玉県や奈良県などにも研修に出かけて、研鑽を積んでいる。来年1月13日には同会の設立10周年を迎えるため、同月に記念誌を発行する予定。
 編集を担当した谷口由和さんは「今までを振り返って次の活動の糧にしたいと作りました。内容は、10年間の活動状況が中心です」
と話した。
 また吉村さんは「皆に喜んでもらったり、見たことがないものを見られるのがやりがいです、10年、資料作りから何から手探りでやってきたが、やっと会としての形が整った。これからさらに発展して皆さんに喜んでもらいたい」と語っている。
 同会への問い合わせは津市一志総合支所地域振興課℡059・293・3001へ。