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来年4月21日に式年遷座(社殿を新しく造り替える20年に一度の神事)の還御を控えている津市香良洲町の香良洲神社で9月22日、新本殿の立柱祭が厳かに執り行われた。
棟梁で町内在住の小野員男さん(77)をはじめ白装束を着た匠約20名と、造営委員や、黒の礼服を着た氏子総代ら氏子役員3名らが参列。
新本殿の2本の棟持柱(高さ6m・直径33㎝)と鬼門の戌亥柱(高さ4m・直径33㎝)の前で、大河内重利宮司が祝詞を奏上したほか、小野さんの「いぇい、いぇい、いぇい!」という号令に合わせて大工たちが戌亥柱の側面を木槌で打ち、安全祈願した。
いつも参拝に来ているという中年夫妻が偶然居合わせ、遷座に向けた節目の神事に敬虔な眼差しを注いでいた。
また、この日は晴天に恵まれ、社の杜の緑、澄みきった秋空の青に、棟持柱の白木の木肌が神々しく映えていた。
神明造りの新本殿の木材は全てヒノキで、12本の柱には無節材を使用。屋根は銅板葺きで施工される。板同士や、板と柱との接合部には一方を凹、もう一方に凸を作りつなぎ合わせる本実加工が施されている。
小野さんが式年遷座の棟梁を務めるのは今回で3回目。現在、次回の棟梁を務める長井智広さん(37、香良洲町)に技術を伝えながら造営にあたっており「皆様に協力してもらって計画通り進んでいます。私は、親父から棟梁を継承しました。20年に一度の特殊な仕事なので、実際経験しないと覚えられないと思う。長井さんにもしっかりやってもらっています」と話している。なお今月27日には、新本殿に鰹木を載せる上棟祭が行われる。
2013年10月10日 AM 4:59
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