体温が1度下がると免疫力は30%も低下すると言われています。体温を上げるには基礎代謝を上げることです。
 基礎代謝はじっと動かなくても体が消費するエネルギーのことです。成人が一日に必要とするエネルギー量は男性で約2000カロリー、女性で約1800カロリーと言われていますが、この中の60%~70%が基礎代謝に使われます。
 太りやすい人と痩せやすい人の違いは、実は基礎代謝が大きな要になっています。
 また、基礎代謝が男女で異なるのは筋肉量が違うためです。女性は男性に比べて筋肉の量が少なく省エネになっているので、太りやすいのです。
 無理なダイエット、例えば今流行りの炭水化物抜きダイエットなどは炭水化物からエネルギーを供給出来ないので、筋肉を原料にエネルギーを取り出そうとしてしまいます。このような危険なダイエットを繰り返すとますます筋肉量が減り、悪循環に陥るでしょう。
 適度な運動で筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることが体温を上げて健康になる方法です。
 以前ここでご紹介したアラ(5─アミノレブリン酸)は、ミトコンドリアを活性化させて基礎代謝を上げることが可能です。運動不足がなかなか解消出来ない方には朗報ではないかと思います。

ケンコウ薬局

【住所】津市西丸之内24-13  地図はこちら     【TEL】059-224-1389(相談完全予約制)
【営業時間】AM9時~PM7時             【定休日】日・月・火曜
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 救急車の音が聞こえた。「誰かが心臓発作でも起こしたのかもしれん」と夫が言う。「ちょっとした火傷や切り傷で救急車呼ぶ人もいるよね」と私。何事も悪い方へ考えたがる夫と、楽観的観測が過ぎる私。
 「救急車の音を聞くと、今度は自分かなと思う」と夫は言う。「人はそう簡単に死なないもの。心臓の病気でも治療で普通の生活に戻れるわ」と私。考え方の違いは大きい。
 それでも終末期医療についての考えは一致している。自分に快復の見込みがなくなったなら、延命させるだけの治療は止めてほしい。死なない人はいない。死を受け入れなければならない時が必ず来るのだから。
 思わぬ事故に遭ったり、病勢が進んだり、高齢になったり、原因はいろいろだろう。その結果、意識もはっきりしないまま、何本も管をつながれ、栄養と水分を与えられて水耕栽培のように生かされるのはまっぴらだ。
 その時には、自分の意思も表わせないだろうから、夫婦で確認し合っている。先だっては、子どもにも伝えておいた。認知症になってしまったら、その意思を伝える事を忘れるかもしれない。早いにこした事はない。
 子供は神妙に聞いていた。「水耕栽培とはうまいこと言ったね」「そう、植物のように栽培されるがままになったら」まだまだずいぶん先の事だと思いたいが、いつかその日が来るかもしれない。 (舞)

中国琵琶奏者の涂善祥氏

20日、三重県総合文化センター中ホールで「敬老ふれあいコンサート2013」が開催される。入場無料。13時開場、13時半開演。
11自治会4000戸からなる津西地区社会福祉協議会=吉田友房会長=と、津西地区自治会連合会=田山正二会長=の共催。
地元の津東高校吹奏楽部の演奏の後、世界的な中国琵琶奏者涂善祥氏による「中国琵琶の世界」。氏は中国の国家一級演奏者。日本だけでなく、韓国・フランス等、世界各国で聴衆を魅了。奈良薬師寺でキーボード奏者・喜太郎氏との競演や愛知万博会場でのライブが話題になった。今回は中国琵琶にピアノ・ソプラノ・チェロを加えた編成。卓越した技術と自由な感性で伝統に捉われない独自の世界を表現する。
問い合わせ=田山さん℡津225・5959へ。

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