入れ歯への感謝を込め焼香を行う参加者

 県内の医師・歯科医師約2000人で構成する「三重県保険医協会」=津市観音寺町=が、「イレバの日」の10月8日、津市栄町の四天王寺で入れ歯供養祭を行った。 
 今まで使われていた入れ歯への感謝を込めて、1999年から毎年行っているもの。今年は26名が供養祭に参加し、389床の入れ歯が供養された。
 読経や参加者による焼香が行われたほか、倉島隆行住職が「ものを大事にすることは人を大事にすることに繋がる。歯をつくってくれたお医者さんや保険医協会にも感謝したい」などと話した。
 閉会後、同寺敷地内の入れ歯供養塔に、一部の入れ歯が埋葬された。