生徒達の力作と前川さん(左)

 津市安濃町粟加の安濃郵便局=北村和義局長=で、25日まで、前川惠津子さん(74)が町内の明合団地にある自宅と、草生公民館で指導している小学生~一般の生徒による作品展が開かれている。
 前川さんは、約30年前、理容師の仕事の傍ら書道を始め、昭和60年に教室を開いた。生徒たちはコンクールでの受賞を励みに練習しており、この作品展示は20年以上前から日頃の成果発表として行っているもの。
 今回は、生徒達の力作や前川さんによる美しいかな文字の作品合わせて約30点を出品。また、前川さんがひょうたんに書や絵を書いて制作した置き物も展示され、訪れる人の目を楽しませている。
 前川さんは「書道はどれだけしてもキリがないところが魅力です。生徒さんには、例えば小学校から中学校に進学して部活などで忙しくなっても、ずっと書道を続けてほしい」と話している。 

 19日10時30分~16時、三重県総合文化センターで、「三重地域学フェスティバル」が開催される。入場無料。
 手づくりアクセサリーやオリジナルハンバーガーづくりなどの体験コーナーを始め、展示・ステージイベントが盛りだくさん。毎月同センター祝祭広場で好評開催している「夢の手づくり市」も、このフェスティバル内で同時開催する。自分の夢を実現させるために必要な考え方などを学べるドリームマップの体験コーナーもある。

生徒に指導を受ける園児たち

 8日、津市久居東鷹跡町にある久居農林高校で生活デザイン科食生活コース3年の27名と、久居保育園年長児28名がパン作りで交流した。
 同校が地域交流などを目的に取り組んでいる「わくわく農林塾」の一環。
 園児が、生徒に教わりながら「アンパンマン」のあんぱん作りに挑戦。パン生地で餡を包んだ後、ココア生地で目や眉、口を制作。園児と生徒は眉の長さなどを相談しながら、可愛らしいアンパンマンを完成させた。同科教諭の宮原伸代さんは「生徒は、子供目線で話すことで、優しさという人間性や笑顔を素直に出せると思う」と話した。 

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