受験者たちでにぎわう試験会場

 27日、津商工会議所で、津市観光協会主催の第2回『津ふるさと学検定』の試験があった。
 同検定は、津市内全10地域の歴史を中心に、様々な分野の知識を学びながら郷土愛や連帯感を育むことを目的に昨年より開催されている。専用テキストに収録されている問題は、主管の津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会加盟の各ボランティアガイド団体が持ちよったものを基に制作している。その中から出題される全120問の得点で合否を判定した。
 今年は、各団体が出題範囲に登場する史跡を巡り、受験者の勉強をサポートする現地説明会を実施。参加者たちからも好評だった。
 今年の受験者は81名(志願者は100名)。年齢層は12歳の中学1年生から88歳と幅広く、女性の割合が約4割を占めていた。更に横浜、広島からはるばる来津するなど、熱意溢れる受験者がいるのも印象的だった。試験後、榊原温泉ペア宿泊券などが当たる抽選会で盛り上がっていた。
 合格者は、初級(80点~99点)33名、中級(100点~109点)16名、上級(110点以上)6名。120点満点達成者1名。