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「誠意に応えるには、誠意しかない」
ある日、こんな言葉が私の心に降ってきた。
この言葉が生まれたのはどんな理由でかわからない。長年、いろんな事を考えてきたから、ある日、こんな言葉が生まれたのも不思議ではない。
ただ、人は誠意で示されたら誠意でお返しするしかない…、魔法のような言葉ではなく、ごく普通の、当たり前の言葉である。
今頃になってこんなことに気づいたのか、もう65歳をまわっている私の脳から生まれてきたのは間違いない。
生きるとは、いくつになっても、生命ある限り学び、勉強し、真面目に生きてゆかなければ…、人間は考えなければ面白くない、いくつになっても精いっぱい生きなければ…、こんな時間をくれた神様に感謝している。
人の事はいい、今、自分がどう生きるか、ひとり真面目に考えている。
「誠意に応えるには、誠意しかない」
この言葉を何度も反すうし、そこに精神を組み立てる。すると、言葉というものが少しずつ生まれてきて、それを書き留めてゆかなければ私は始まらない。
人々が60歳の定年を迎えてほっとしている時に私の人生は60歳から始まったようなものだ。この歳くらいから酒も煙草もキッパリやめて、もう6年になり、だんだん頭がすっきりしてきた。
毎日朝4時に目覚めると店の台帳を読み、本を読んだり、余った時間を考える事に専念する。テレビはあまり観ない。
酒も煙草も、車に乗るのもやめ、ひたすら歩いている。何が楽しいのか…人様にはそう思われているようだ。ただ、自分で決めた事は意志の力で必ずやり通す…そんな風に生きてきた。これからもずっとそうだろう。
ただ、生きてゆくのに緊張感がある。人間はだらけると駄目だと思う。しかし何かをやり終えてほっとしたことや、のんびりする時間は必要だと思う。
ただ、一生懸命に生きるのが全ての人々への恩返しだ。
「誠意に応えるには、誠意しかない」
(高崎 一郎 大観亭支店栄町本店)
2013年10月31日 AM 4:55
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