落語を披露するボタンくん

 26日、津市美杉町奥津で津市商工会の女性会員有志が運営しているミニ道の駅「かわせみ庵」=中田かほる代表=で『かわせみ寄席』があった。
 JR名松線や地域の活性化を目指し、落語家で市議の桂三発さんの協力で開かれたもの。出演者は三発さん、露の雅さんと、神戸市在住で小学6年の鯉鮎亭ボタン(本名=三好信悟)くん。
 ボタンくんは小学3年のとき落語を始め、子供落語の全国大会での入賞経験もある。今月2日~10日には修業のため大阪の玉造稲荷神社から伊勢神宮まで歩いた。その道中、5日に奥津で8㎏の荷物を背負い歩いていたときに中田さんらと出会い、飼坂峠越えに安全のため三発さんが同行したという。
 この縁がきっかけで今回出演し、大人顔負けの豊かな表情や軽妙な語り口で来場した50人を楽しませた。 「皆さん、よく笑って頂いて良かったです」とボタンくん。