中伊勢温泉郷のイメージ画像

 11月7日、「三重県旅館ホテル生活衛生同業組合」=事務局・津市寿町=に、津市・伊賀市・名張市の温泉宿8館でつくる『中伊勢温泉郷観光推進協議会』=会長・岡田泰典猪の倉温泉社長、事務局・磨洞温泉涼風荘=が設立される。
 加盟宿は津市の榊原温泉湯元榊原舘・榊原温泉旅館清少納言・猪の倉温泉ふよう荘・火の谷温泉美杉リゾート・磨洞温泉涼風荘、名張市の赤目温泉対泉閣・赤目温泉山水園、伊賀市の霧生温泉メナード青山。
 協議会の設立は、専務理事で涼風荘代表取締役の伊藤真司さん(46)が中勢地区を活性化したいと㈱リクルートライフスタイルに相談し、旅行雑誌「じゃらん」関西版6月号に、中伊勢温泉郷特集を掲載することになったのがきっかけ。特集に向け4月に掲載宿が参加して開いた会議が同協議会発足に向けた会議に発展し、これまで月1回ペースで開かれた。
 加盟宿では以前から地元と協力し地域活性化や観光推進に取り組んできたが、同協議会ではそれぞれの名湯の個性を一つに結集し、伊勢・伊賀の領主として忍者の統率を行った藤堂高虎公と伊賀忍者ゆかりの温泉郷として県内外に広くPRしていく。また観光推進とともに、津市美杉町・美里町が抱える過疎化や獣害など地域問題解決も目指す。
 具体的には、中伊勢温泉郷地ビールや、中伊勢うまぃ飯、鹿肉を活用したレシピ、産学連携で若い学生達の意見を取り入れた宿泊プランなどの開発や、風水を活かした共通入浴手形など様々な企画を行う予定。
 伊藤さんは「この地域を盛り上げる素材は沢山あるが、点在しているので、加盟宿の連携によって海外からも来てもらえる魅力づくりをしたい」と抱負を話している。
 問い合わせはメールinfo@nakaise.comへ。

本番に向け練習に励むメンバーら(中電三重支店にて)

 中部電力三重支店の社員とOB・OGら25名でつくる合唱団「中電ウィークエンドハーモニーみえ」の第5回定期演奏会「いま、あなたに…」が、11月16日14時から(開場13時半)、津リージョンプラザお城ホールで開かれる。後援=三重県合唱連盟。
 創立以来、50年以上の歴史を持つ同合唱団だが、単独の演奏会は、平成17年にアスト津で開いたのが初めて。以来、定期演奏会を隔年開催しながら各地のイベントにも出演。美しい歌声で聴衆を魅了してきた。
 今回は作曲家でもあり、自作を中心に指揮者としても活躍した田三郎氏の生誕百年を記念し、混声合唱組曲「水のいのち」から「雨」を始め、氏の代表的な作品4曲を演奏。
 また、風雪をものともせず、北の海を力一杯に飛ぶオロロン鳥(ウミガラス)、エトピリカ、海鵜など海鳥への讃歌である混声合唱組曲「海鳥の詩」のほか、故・阿久悠氏が79年の国際児童年を記念して愛知県長久手市に埋められたタイムカプセルに入れ、歿後2年の09年に開封され初めて一般に知られることになった詩「いつかやがて~30年後の子どもたちへ贈る言葉~」=作曲・千住明=も披露する。
 このほか、十五夜お月さん、月の砂漠、赤とんぼなどの唱歌や、往年の歌謡曲や最近のヒット曲を集めたメドレー「HANA」など全18曲。指揮は同団代表の阪本勉さん、ピアノ伴奏は奥田映子さん。
 全席自由。入場料500円(当日券も同料金)。
 チケット等の問い合わせは中電三重支店総務グループ津246・6712。

今年の安濃津よさこいでの「津々うらら」

 今年の津まつりでも活躍したよさこいチーム『津々うらら』は、11月9日9時~12時に津市大倉のナカツ制服駐車場で、東北支援ツアーを目的とした廃品回収を行う。
 同チームでは、2年前より廃品回収を行っており、それで得た収益を福島県の子育て団体『てんしのほほえみ』へ義援金として送っていた。しかし、今年になって同団体から「現地の人たちに元気いっぱいの踊りを見せてあげて欲しい」と言われたため、東北支援ツアーの実施に向け、廃品回収で得た収益金を積み立ててきたが、総勢40名の同チームの交通費だけでも相当な金額が必要となるため広く協力を求める事にしたもの。受け入れる品目は新聞紙、雑誌、牛乳パック、段ボール、アルミ缶など。11月9日、都合の悪いという人も事前にナカツ制服へ。
 問い合わせはナカツ制服℡津225・0778。

[ 4 / 6 ページ ]« First...23456