2013年10月

 10月13日に行われる今年の津まつりに、東京ディズニーリゾートからディズニーの仲間たちが夢と魔法を届けにやってくる!
 これは、東京ディズニーリゾート開園30周年を記念して、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが全国30都市を巡る「東京ディズニーリゾート30周年〝ザ・ハピネス・ツアー〟」の一環。
 各訪問都市では、お祭りで行われるパレードに地元の子供たちやブラスバンドと参加し、30年間の感謝の気持ちを伝えると共に全国各地の市民とたくさんの、〝ハピネス〟を共有する。
 当日はディズニーの仲間たちが30周年ならではのコスチュームで特別な車両に乗って登場。津まつりには3年前と昨年も出演しており、今回で3回目の参加となる。
 今年もミッキーたちを一目見ようと大勢の来場者が予想され、お祭りを大いに盛り上げてくれそうだ。
 コースは津地方裁判所前会場から松菱手前まで。挨拶しながらパレードする。スタートは、16時頃の予定(但し悪天候などの理由により中止または一部内容変更の可能性もある)。

オープンに向けた会議の様子

 19日、津市大門のオーデンビルに、親子で集まる遊び場『大門いこにこ広場』がオープンする。
 「いこにこ」という名前は津の方言「行こに!」と「にこにこ」を掛け合わせた造語。津市・商店街にぎわい創出事業の一つである「にぎわいスポット創出事業」(三重大学地域戦略センター受託事業)として行うもの。同大が大門大通り商店街振興組合、㈱ユーエースマート、㈱まちづくり津夢時風らと共に立ち上げた実行委員会が運営する。
 ビル内の広場に0~5歳を対象とした遊具や、おむつ交換・授乳・飲食スペースを設置。子供の遊び場であり、両親にとっても情報交換や学びの場となるコミュニティ空間をめざす。
 同商店街振興組合の増田亮子さん(34)は「センターパレス3階にあった遊びの広場がなくなってしまい近隣のお母さんたちからは復活して欲しいという声が多かった」と話す。飲食スペースでは商店街の店からランチやおやつのケータリングサービスも利用できるなど、商店街の活性化とリンクした試みも行う。
 現在、子供好きの学生から大人まで年齢を問わず、ボランティアスタッフを募集中。不要な玩具の寄付も受付(条件は布以外の製品で破損や汚れがないもの)。
 開館時間は10時~17時。月曜休館。
 スタッフ募集の問い合わせは三重大地域戦略センター℡059・231・9899。おもちゃの問い合わせは大門大通り商店街振興組合℡059・223・0090へ。

JA三重中央郷土資料館で栗葉小学校児童をガイドする会員

 第4回目に紹介するのは『一志町歴史語り部の会』
=吉村武司会長(79)、会員21名=。
 同会は2004年に発足し、初瀬街道などのガイドを行うほか、JA三重中央が、町内の高岡・波瀬・大井・川合小学校の児童を対象に実施している田植えや稲刈り体験に協力。子供達と楽しく交流しながら、食の大切さや、地元の農業に関する知識を伝えている。
 また同町高野にある「JA三重中央郷土資料館」でも町内外の小学生向けにガイドを行っており、先月は社会見学で訪れた市立栗葉小学校3年生114名を案内した。
 児童達は班に分かれて、昭和時代の生活用具や、農林業で使われていた器具、明治~大正・昭和時代にかけて同町で発展した養蚕・製糸業に関する器具や資料の展示を見たり、会員に農器具の使い方を教わって昔の農業を体感していた。
 同会会員は同町住民が中心で、平均年齢は約70歳。市内だけでなく埼玉県や奈良県などにも研修に出かけて、研鑽を積んでいる。来年1月13日には同会の設立10周年を迎えるため、同月に記念誌を発行する予定。
 編集を担当した谷口由和さんは「今までを振り返って次の活動の糧にしたいと作りました。内容は、10年間の活動状況が中心です」
と話した。
 また吉村さんは「皆に喜んでもらったり、見たことがないものを見られるのがやりがいです、10年、資料作りから何から手探りでやってきたが、やっと会としての形が整った。これからさらに発展して皆さんに喜んでもらいたい」と語っている。
 同会への問い合わせは津市一志総合支所地域振興課℡059・293・3001へ。

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