全力を出し切って入賞した選手たち(津トレにて)

 津市のトレーニングジムのパイオニアとして31年間にわたり、各種競技における優秀選手を育成するなど地域の体育振興に尽力している「津トレーニングセンター」=津市本町、奥山公一代表=が主催する『三重ふるさと新聞社杯N─1第3回三重県ベンチプレス大会』が3日、同センターを競技会場に開かれ、若者から中高年の強豪選手が日頃の鍛錬の成果を競った。後援=本紙。
 N─1の〝N〟は「ノーギア(装備無し)」、薬物使用の無い「ナチュラル」、決してあきらめない「ネバーギブアップ」の意味を込めたもの。
 今回、非公認大会だったものの、各選手とも全力を出し切った試合を展開。最優秀選手賞は奥山公一代表(59)が獲得したほか、北村暢浩さん(42)=本田技研工業所属=が同大会新記録のトータル125㎏を挙げ、見事三重ふるさと新聞社賞に輝いた。
 各階級の優勝者は次の通り(敬称略)。
 一般男子▼59㎏級=柴山哲郎(49)・所属=津TC▼74㎏級=奥山公一(59)・同▼83㎏級=北村暢浩(42)・本田技研 
 学生の部▼74㎏級=高山大宝(15)・津TC。