お歳暮商戦の必勝を願い勝どきをあげる松菱の社員

 松菱は23日から6階催事場に『お歳暮大ギフトセンター』を開設。初日の朝、社員が揃い、出陣団結式が行われた。
 今年のテーマは〝贈る人の気持ちを大切に届けます〟。東日本大震災以降、絆の大切さが改めて見直される中、ギフトはの習慣は人と人とのつながりを深く、より固くするためのコミュニケーションの一つとして再認識されている。
 特に今年は20年に1度の伊勢神宮式年遷宮が行われたことで、三重が全国の注目を集めている。そこで、三重の誇る海の幸や伝統の味をはじめ、遷宮を記念して神宮司庁御用達のギフト、神宮奉納ギフトなども揃えた。
 また、家族が揃って食べられる鍋物や麺類などの温かい商品のほか、スイーツギフトや簡単少量分けギフト、さらに防災への関心が高まる昨今を反映して、日持ちする総菜缶詰なども人気とか。商品点数は約1200点。うち全国送料無料ギフトは約400点、県内送料無料ギフトは約100点、産地直送送料込みギフトは約450点。
 出陣式で西村房和社長は、「豪華、特別感、意匠、限定などは松菱が強みとする部分。今こそ百貨店らしく、松菱ならではの独自性を打ち出していきたい。お客様の立場に立ったおもてなしを実践してほしい」と訓示。続いて新入社員によるお勧め商品の紹介と、おもてなし精神の徹底宣言。最後はお歳暮商戦の必勝を願い、従業員による勝ちどき唱和で締めくくった。