12月8日14時半~(開場14時)、松阪市の嬉野ふるさと会館で「第15回カラビンカ笛の会定期演奏会」を開く。
 同会は99年に、主に三重県に在住するフルート奏者を中心に発足したフルートアンサンブル団体。幼児からシニアまで幅広い年代のメンバーが所属する。
 『カラビンカ』とは、仏教に出てくる釈迦の鳥のことで、美しい声で鳴くといわれている「極楽鳥」を指す。様々な国の文化が入り乱れ、日本のすばらしい文化が忘れ去られようとしている今日この頃、美しい日本の文化、美しい日本の心を、忘れずにいたいという願いから、『カラビンカ笛の会』と名づけられた。
 当日はサン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」を同会代表の武仲能子さんが編曲し、プロの演奏家を交えてフルートアンサンブルで披露する。フルートだけでなく、オカリナの素朴な音色や、空きビンを使った珍しい演奏、カラビンカジュニアによる歌声もある。
 他に「クリスマスメドレー」や日本の歌「たきび」「雪」など。入場料一般1000円、中高生300円、小学生以下100円。
 チケットなどの問い合わせ先は、武仲さん℡0598・26・2420へ。