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市民の皆さま、あけましておめでとうございます。
謹んで年頭のご挨拶を申し上げ、皆さまと共に穏やかな新年を迎えることができましたことに感謝申し上げます。
昨年は、新最終処分場・リサイクルセンター、新斎場、津市産業・スポーツセンターの建設やJR名松線全線復旧という大きな4つのプロジェクトの工事の槌音が響き始めました。
防災に目を向けますと、津波緊急避難場所ともなる香良洲高台防災公園構想が動き始め、水害時の波瀬川における避難勧告、避難指示の発令基準と対象地域の見直しなどを行いました。また、耐震性に課題のあった津市中央公民館は、津センターパレスへ移転することができ、施設をご利用いただいた方が地元商店街で買い物などの際に特典が受けられる「中心市街地来街感謝券」の発行につながりました。
これらの事業は全て地元の皆さまの熱い想い、そして多大なるご協力により進展したものです。あらためてお礼申し上げます。
今年、津市は市町村合併後9年目を迎え、合併後のまちづくりの集大成に向けて、非常に重要な一年になります。先に申し上げた4つのプロジェクト事業は、平成27年から28年にかけて供用を開始します。鋭意整備を進めるとともに、「道の駅」河芸(仮称)、千歳山の整備に向けた取り組みや、下水・排水、救急、子育て対策など市民生活の基礎となる土台をしっかりと築いてまいります。
さて、3月には、全日本合唱連盟による次世代を担う合唱人の育成のための音楽プロジェクト「JCAユースクワイア」、11月には、全国の博物館関係者が研究協議を行う「全国博物館大会」が津市で開催されます。また、都会の若者が林業に従事しながら成長する姿を描いた三浦しをんさんのベストセラー小説が映画「WOOD JOB!(ウッジョブ!)~神去なあなあ日常~」として公開されます。美杉がロケ地となりましたので、ぜひご覧いただきたいと思います。
皆さまの想いを形に、津市の魅力を全国に、それが津市の実力を高めることにつながります。皆さまと共に歩みを進めます。
本年が、明るい希望と笑顔あふれる1年となりますことを心からお祈り申し上げます。
2013年12月31日 AM 4:59