今にも走り出しそうな午のジャンボ干支

 津市美里町家所の辰水神社前に今年もジャンボ干支が姿を現した。
 地元の地域おこしグループ「ふるさと愛好会」=増井公生会長=の会員たちが正月に合わせ毎年制作しているもの。同会の前身である「城山12人衆」が制作を始めた昭和61年から、数えて29回目。今回は午年にちなみ全長3・6mの躍動感溢れる馬で脇には可愛らしい子馬が並ぶ。この親子シリーズも、ちょうど一回りとなる12回目。
 今年も会員たちが夜に地域の作業場に集まり、鉄骨の骨組みに発泡スチロールを貼り付け、電熱カッターで切りだしながらやすりなどで丁寧に成形するといった作業を経て、約1カ月で完成させた。
 平成25年12月29日に地域を練り歩いた後、神社前の開運くぐり門の上に設置されている。すっかり有名になった今では神社への初詣も兼ねて毎年大勢の見物客が訪れる。設置は2月末迄。
▼龍神太鼓初打ち
 元旦には、地元の太鼓チーム『美里龍神太鼓』が同神社向かいの美里高齢者センター前特設ステージで初打ちを行う。時間は①13時半~②14時半~。