カヌーを楽しむ子供たち

 7月28・29日、久居げんき会=石川禎紀会長=が久居地区の小学生を対象にしたサマースクール『雲出川カヌー遊び&お寺で泊まろう!』を初開催した。
 久居地区在住の若者たちが地域活性化に向け、様々な取り組みを行っている同会。このサマースクールはすっかり水辺で遊ぶ機会が減ってしまった最近の小学生たちに、身近な雲出川で遊ぶ楽しさや自然の大切さを学んでもらうのが目的。
 参加した小学生42名はまず、リバーパーク真見=津市白山町真見=でカヌー体験と水遊びに参加。最初はぎこちないパドルさばきだった子供たちも、少し練習すると上手にカヌーを操れるようになっていた。川遊びでは魚や水生昆虫を捕まえ、雲出川の豊かな自然を実感していた。
 夜は白山町山田野の清光寺に宿泊。様々な話を聞きながら豊かな心を育んだ。翌日は雲出川の自然や環境についても学ぶなど充実した2日間だった。石川会長は「自然を楽しみながら自分たちが住む街と川の繋がりを感じてもらえたら」と話していた。

Animal 2009-01

 津市大谷町の三重県立美術館で「三沢厚彦ANIMALS2013in三重」が9月23日まで開催されている。助成=公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会。  彫刻家・三沢厚彦は61年京都府生まれ。00年から主に樟(くすのき)を素材とする等身大の動物彫刻「Animals」の制作を始め一躍注目を浴びる。作品はあえて鑿痕を体に残した上で、油絵具で彩られており、圧倒的な存在感を放つ。実物よりも〝動物らしい〟風貌の「Animals」を作り出しながら、動物にまつわる不確かな印象をいきいきと浮き彫りにする。
 01年には第20回平櫛田中賞を受賞するなど独特の作品世界は高く評価されている。今展では、動物彫刻を中心にドローイングや小品も展示。進化し続ける「Animals」の世界を鑑賞できる。
 観覧料=一般900円。高大生700円。小中生無料。休館日=毎週月曜日(9月16日、9月23日は開館)、9月17日。

 《プレゼント》
 本紙読者ペア5組に招待券をプレゼント。希望者はハガキに〒・住所・氏名・年齢・電話番号を明記して、〒514─0028、津市東丸之内26─12、MECビル3階、三重ふるさと新聞「県立美術館」係まで、ふるってご応募下さい。締切は8月19日必着。

太田支部長(左)から古庄副理事長へ目録を贈呈

 先月31日、日立グループを中心とする法人と個人でつくる『親切会中部支部』(事務局=名古屋市、㈱日立製作所中部支社内)の太田勝規支部長が津市桜橋の三重県社会福祉会館を訪れ、(公財)三重ボランティア基金の古庄憲之副理事長に浄財10万円と、作業服372着の目録を贈呈した。浄財の寄付は昭和60年から毎年行われており、太田さんは「長く続けていくのが使命だと思っています」と話した。 寄付金はボランティア団体の助成などに使われ、作業服は、三重県社会就労センター協議会に所属する授産施設などで活用される。

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