昨年 社長に就任し まずは創業百年が目標 別所時計店・別所恭介さん

温かい笑顔で来店した人を迎えている別所さん

 津市の丸之内商店街で「宝石・時計の別所」「メガネの別所」を経営する『㈱別所時計店』の社長・別所恭介さん(35)は今年の年男。
 津市出身で、東京の大学で経営を学び、卒業後は東京でアパレルメーカーに就職。靴下部門で百貨店への営業に携わったそう。この経験を「東京の百貨店の第一線の裏側の空気に触れられた。皆さんが、仕事に対して『まぁいっか』ということがなくて厳しく、向上心があり、勉強になりました」と語る。
 その後、約10年前に帰郷して両親らが経営する同社で働き始め、昨年11月に父親の後を継いで社長に就任した。
 時計職人だった祖父が約70年前に創業した同社。別所さんは、取り扱う商品一つひとつにこだわり、お客さんとのコミュニケーションを大切にしながら、その歴史を守っている。
 同社がインターネットなどに掲載している美しい商品写真も、別所さん自らが、商品の魅力を引き出せるよう工夫を凝らして撮影しているとか。4歳の男の子と0歳の女の子の父親でもあり、仕事に育児に忙しい毎日を送っている。
 「これから、よりお客様に喜んで頂きたい。買い物ではなくても気楽に入ったり、美味しいコーヒーを飲みに寄ってもらえれば。社長として商売を上向きにして、まずは創業100年を目指していきたいです」と力強く抱負を話した。

グループワークの模様

 12月12日~13日、陸上自衛隊久居駐屯地で採用5年目を迎えた三重県職員66名が自衛隊ならではの災害対応能力を学ぶ1泊2日の研修を受けた。
 参加したのは県内各地の建設事務所などに勤務している職員で、災害発生時には最前線で動くこととなるため、県からの要請で初めて実現したもの。
 職員たちは自衛隊の活動についてのレクチャーを受け、組織的な活動について学習。その後、マグニチュード9・0、震度6の南海トラフ大地震が発生し、県内に大津波警報が発令されているという想定の下、四日市市の地図に被害の発生状況などを落とし込んでいくグループワークを実施。冷静に状況を見極めながら情報を整理していく中でチームワークを高めていた。

いつも明るく元気な年女の飯田さん

 津市津興のヘア&リラックス「ハニービー」のオーナー・飯田悦子さん(47)さんは今年の年女。
 とにかくいつも明るく前向きで笑顔を絶やさない飯田さんは美容学校卒業後、東海テレビの専属スタイリストとして活躍。7年前にオープンした今のサロンは近鉄道路から少し入った場所にあり、ひっそり隠れ家的な雰囲気。迎えてくれるスタッフも飯田さんの愛息なので、非常にアットホームでお客さんたちとの温かいふれあいが魅力だ。
 サロンではヘアやメイクだけでなく、エステ・ネイル・アロマ、更には自ら仕入れる韓国ファッションやパワーストーンのアクセサリまで、自身が気に入ったものは全て取り入れながら、心と身体のトータルな美しさを提案している。
 今年は年女ということもあり、運気を上げるレッスンや占いなど、新しいことにも沢山挑戦してみたいとか。飯田さんは「愛と美で仲間とつながり合う笑顔あふれる1年にしたいです」と満面の笑みで今年の抱負を語ってくれた。

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