伊勢本街道を活かした地域づくり協議会は12月8日、晩秋の伊勢本街道を歩く「宝さがしと街道鍋」を開く。参加費は一般が1000円、小学生以下500円以下。昼食代含む。
 定員100名。参加希望者は11月30日までに、電話で結城さん℡090・3300・6414、坂本さん℡090・4799・6890、安野さん℡090・7855・6513へ申し込み。

 12月8日14時半~(開場14時)、松阪市の嬉野ふるさと会館で「第15回カラビンカ笛の会定期演奏会」を開く。
 同会は99年に、主に三重県に在住するフルート奏者を中心に発足したフルートアンサンブル団体。幼児からシニアまで幅広い年代のメンバーが所属する。
 『カラビンカ』とは、仏教に出てくる釈迦の鳥のことで、美しい声で鳴くといわれている「極楽鳥」を指す。様々な国の文化が入り乱れ、日本のすばらしい文化が忘れ去られようとしている今日この頃、美しい日本の文化、美しい日本の心を、忘れずにいたいという願いから、『カラビンカ笛の会』と名づけられた。
 当日はサン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」を同会代表の武仲能子さんが編曲し、プロの演奏家を交えてフルートアンサンブルで披露する。フルートだけでなく、オカリナの素朴な音色や、空きビンを使った珍しい演奏、カラビンカジュニアによる歌声もある。
 他に「クリスマスメドレー」や日本の歌「たきび」「雪」など。入場料一般1000円、中高生300円、小学生以下100円。
 チケットなどの問い合わせ先は、武仲さん℡0598・26・2420へ。

第5回は桂文珍氏が出演

 三重テレビ放送が開局44周年を記念して制作、月1回ペースで放映し、好評を博した第62回伊勢神宮式年遷宮の特別番組「お伊勢さん」が、11月25日から12月2日までの連続8日間、再放送されている。
 時間帯は毎夜19時からで30日と12月1日は2話分(2話目は19時55分から)を連続で放送する。
 今日28日以降の各話の放送日時と内容は次の通り。
 ▼11月28日=第4回『千三百年の伝承、式年遷宮の歴史』…1300年続く遷宮の膨大な費用は誰が支えてきたのか、石坂浩二氏が神宮徴古館を訪れ、経済の視点から歴史をひもとく。
 ▼29日=第5回『お伊勢参り』…江戸時代に庶民が憧れた「お伊勢まいり」。桂文珍氏が伊勢参りを描いた落語や当時の伊勢土産なども紹介しながらお伊勢参りの意味を問う。
 ▼30日=第6回『神宮と音楽』…東儀秀樹氏が神宮と皇學館大学を訪れ、古くから伝わる歌舞や雅楽とはどのようなものなのかを探り、神様と音楽のつながりの中から見えてくる音楽の力について考える。
 第7回『祈りのかたち、神宮の建築』…島根県の出雲大社や奈良県の纏向遺跡などを訪れ、受け継がれる日本の心と、神宮の建築様式について探る。
 ▼12月1日=第8回『神宮の営みと日本人の自然観』…フリーアナウンサーの草野満代氏が、海女漁の盛んな鳥羽や、御用材の檜を育てる神宮の森を訪れ、人と自然の共存を考える。
 第9回『神領民の心意気』…伊勢神宮のおひざ元の伊勢市周辺に住む人々である「神領民」の心意気を、お白石持行事や木遣り等を通して伝える。
 ▼12月2日=第10回「内宮 遷御の儀」…遷宮のクライマックスである遷御の儀を内宮から放送。神社本庁統理・北白川道久氏へのインタビューをまじえ、8年間に渡り行われた数々の遷宮のお祭りを振り返る。檀れい、夢輝のあほか。

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