大城梨花(フルート)と杏花(ピアノ)の姉妹デュオコンサートが1月13日16時~、津なぎさまちベイシスカ2階で開かれる。 テーマは『~鳥の想い~』。
 曲目は梨花さんが、イラク空爆で誤爆の犠牲になった幼いきょうだいのニュースを聞いたのを機に作曲した「鳥に生まれて」など。 姉妹はCDの売上げを東日本大震災の義援金として寄付しており、当日も被災地への募金箱を用意する予定。入場料は、一般1500円・小人500円。
 問い合わせは℡059・227・1440へ。

 昨年は秋らしい気候もなく冬に突入したので本来、秋に強くなる肺と大腸が弱っています。そのため咳がなかなか取れない、下痢をよくするという人が増えています。そういう状況なのでノロウィルスが猛威を振るっているのでしょう。
 抗生物質をあまり長期間服用すると逆に腸が弱って治りづらくなることがあります。それでは腸を元気にするにはどうすれば良いのでしょうか。
 腸が好むのは、辛味と酸味です。香辛料も唐辛子のように発散力が強いものは刺激が強いので、控えめにしたほうが良いと思います。
 腸には乳酸菌と良く言われますが、私は、国産の発酵食品が体に合うと思います。漬物や納豆など沢山ありますが、赤味噌が一番優れていると思います。
 赤味噌は3年近くも醸造するので、短時間で世代交代して進化した菌群が大量に入っている素晴らしい健康食品です。今の季節はお食事に鍋物が増えているはずですから味噌鍋を色々考えて食べて欲しいものです。
 体に合った常在菌が腸内にたくさん増殖していれば、有害菌が繁殖する隙間はないはずです。
 人間の免疫の要は腸にあります。若い人ほどご自分の健康に疎い傾向がありますが、明日は我が身と思って生活を見直してください。

ケンコウ薬局

【住所】津市西丸之内24-13  地図はこちら     【TEL】059-224-1389(相談完全予約制)
【営業時間】AM9時~PM7時             【定休日】日・月・火曜

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完成した水田魚道の前で…久居農林高校の生徒ら

 12月25日、津市川方町の水田で、農地・水・環境の保全・向上に取り組んでいる『桃園西部デンジ草保存会』=眞弓正郎代表、会員約80名=の6名と、県立久居農林高校土木・機械コース2年生の8名が、田んぼと水路を繋ぐ水田魚道の設置作業を行った。
 県の「田んぼの生きもの復活プロジェクト推進事業」で、両者が連携して実施したもの。
 水田は、水路より水の流れが緩やかなど魚の産卵や稚魚の成育に最適な環境。かつては水田と水路との高低差が少なく、魚が自由に行き来していたが、ほ場整備で水路が低く、遠くなって相互の行き来ができなくなったため、近年、生態系の魚の数が減少している。
 そこで同事業では魚道の設置によって、水田地域の生物多様性の確保と地域住民の意識向上を図る。
 昨秋、現地測量と設計図作成を行っており、当日は土を掘削し、水流を調整するせき板を備えた約4mのポリエチレン管の水路を設置。厳しい寒さと強風にも関わらず、同会会員が生徒たちに土のう袋やスコップの扱い方などを指導し、力を合わせて熱心に作業していた。
 同校の山下裕哉さんは、「CADで水路を設計するのは初めてでした。春に魚が道を通るのが楽しみ」、また眞弓さんは「春には雲出川から20~30㎝ほどの鯉などがのぼってくる。小学生対象の環境学習も予定しています」と話した。

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