ポテンシャルという言葉を知ったのは高校の物理の時間。重力のある場において、高い位置にある物体はエネルギーを持っている。それが位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)である。例えば、ダムにある水は落ちることで発電機を動かすことができる。これは高い所にある水が持つ重力による位置エネルギーを運動エネルギーに変えた結果である。
そして、位置エネルギーは、物体のある高さと物体の質量に比例する。高ければ高いほど、重ければ重いほど、エネルギーが大きい。物理の先生はそうおっしゃった。
ところで、最近よく聞くようになったポテンシャルという言葉は、潜在的能力という意味で使われる。ポテンシャルが高いということは、高くて大きなダムに水が満々とある状態のように、仕事をする力が潜在するということらしい。
ポテンシャル採用という言葉も使われる。即戦力となるキャリア採用に対して、まだ何の仕事もできないけれど、潜在能力が高く伸びそうな人材を採りたいという意味だろう。そこでポテンシャルを高める方法はと考える。物体を持ちあげて位置エネルギーを増やすように、潜在能力を高めたかったらやはり勉強などの地道な努力だろうか。興味や情熱のような心理的要素が必要だろうか。結局、高そうに見せるテクニックが重要かもと考えてしまう私である。(舞)
2013年10月24日 AM 4:55
全国歴史ファンでつくる全国歴史研究会(東京・品川区)の会誌「歴史研究」10月号(第615号)を紹介。今回の特集は、「お伊勢参りの謎」。
お伊勢参りの基礎知識の解説をはじめ、本紙「随想倶楽部」でお馴染みの椋本千江さんほか5名が執筆。お伊勢参りへの想いを綴っている。
また、巻頭の「史談往来北から南から」では本誌「歴史の散歩道」でお馴染みの津市出身の歴史作家・横山高治さん(高槻市在住。同研究会特別顧問)が『蒲生氏郷、ローマに使節団派遣』と題して執筆。ほかに坂本顕一郎氏の特別研究「熊野地方の落人たち」など興味深い内容。
A5判、126頁。定価税込735円。会員制配布だが、津市羽所町、津駅前の青山書店でも販売中。
問い合わせは歴史研究会事務局℡03・3779・3127。
2013年10月24日 AM 4:55
様々な霊障の事例と、その解決例を紹介した著書「あなたの運命を変える見えない力」=が注目を集める雲元氏(72、本名・足坂三長氏)=津商議所会員で人材教育会社、㈲エム・アール・シー(津市大里睦合町)代表取締役社長=が先日、アスト津の津市アストプラザで講演会を開いた。年間、数回開催しているもので、毎回50名ほどが霊障や神仏に関する話に耳を傾けている。
今回は、月が人間に及ぼす影響について解説。自身が数年にわたって記録した月の欠け具合と体調の変化のデータをもとに分析した結果、新月から満月に移行するほど体調が悪化すること、さらに、満月の夜に大きな事故や事件が起こっていることなどの事例を紹介。「月のエネルギーが人間の心と行動に関係する」と話し、対処法として「『月』と書いた紙を部屋の中の南向きの内壁に掛けると良い」と、自身の考えを披露した。
一方で、満月に心が和む人や、何も感じない人もおり、霊媒体質の人ほど感じやすい傾向にあることも指摘。後半は、様々な不調や不幸現象の解消には、正しい神の祀り方、仏の供養法が必要だとして、詳細にわたり解説した。
2013年10月24日 AM 4:55