きのこの話をする原田博士

シイタケ等のきのこ試食

 『姫マツタケ』で知られる、きのこ研究の専門企業㈱岩出菌学研究所は、創立50周年を企画して10月26日土曜①9時~②11時~(各1時間)、同研究所新館1階(津市末広町1─9)で「こどもきのこ教室」を開くにあたり、参加家族を募集している。雨天決行。
 創立50周年を記念し、地元の子供達にきのこを身近に感じてもらうのが目的。 内容は、①同研究所農学博士の原田栄津子さんによる「きのこの話」30分(子供向け)②マッシュルームの培地プレゼント(1家族1箱)③シイタケなどのきのこ試食(保護者向け)
 参加費は1家族につき税込500円。募集数は各回50家族(計100家族)。小学生が対象。必ず保護者が同伴すること。定員になり次第締め切るので早めの連絡が無難。
 問い合わせ・申し込みは同社℡059・228・5786。FAX224・4661(24時間受付)。

河芸「江」の会の会員たち

尾前神社での現地研修会

 第5回目の団体は、「河芸『江』の会」=奥田寿一会長(81)、会員17名=。 同会は、平成21年、23年のNHK大河ドラマが津市や同市河芸町にゆかりのある「江~姫たちの戦国~」に決定したのを機に、河芸地域社会福祉連絡協議会の会議で観光ボランティアガイド団体設立の気運が高まり22年4月、結成された。
 会員は町内在住の60代~70代が中心で、江が幼少期を過ごしたと言われる伊勢上野城跡(現・本城山青少年公園)や、伊勢街道上野宿などをガイドしている。 また、同公園を利用する人達に気持ち良く過ごしてもらおうとパンジーなどの植栽活動にも取り組んでいるほか、同公園内にある資料室での来場者の案内も当番制で行っている。
 会員たちは、史跡の現地研修会や、今年も今月27日に行われる「津ふるさと学検定」などを通じ、地元の歴史を学ぶことを楽しんでいるそう。
 同会にとって今後の課題となっているのが、大河放送による〝江ブーム〟が落ち着いた今、いかに集客するか。
 そこで、現在新たな案内コースをつくろうと町内各地で現地研修会を開き、地域の魅力再発見に努めている。先月は東千里地区で行い、尾前神社の約800年の伝統がある「獅子舞神楽」などについて学んだ。
 「河芸町全域の歴史・文化を生き生きと語り、魅力ある地域をつくっていきたい」と奥田さん。
 同会への問い合わせは津市河芸総合支所地域振興課津244・1700へ。

利用者の前で華麗な踊りを披露

 11日、津市殿村の老人保健施設『トマト』を、安濃津よさこいに出場するため台湾から来日した台中文華高級中学校の生徒たちが慰問した。
 台湾中部の台中市にある同校は台湾のダンスフェスティバルで5年連続優勝するなど、台湾が誇る舞踊の名門として知られる。安濃津よさこいへの出場は今回が初めて。
 同施設を運営するこしば福祉会の小柴眞治理事長は利用者のお年寄り120名を前に、「素晴らしい演技から元気を頂けたら」と挨拶。
 その後、きらびやかな民族衣装を身にまとった同校の生徒たちが登場し、台湾の客家民族の文化を取り入れたというアクロバティックな踊りを披露。異国情緒溢れる演出と生徒たちの元気いっぱいの笑顔にお年寄りたちは大喜びで、終始演技に見入っていた。

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