

検索キーワード




もらって、がっかりするお土産というものがある。がっかりという言い方をしては語弊があるだろうか。お土産だから結構なお値段がするはず。なのに、数ある中からこれを選ばなくてもと思ってしまう品がある。
たとえば、京都土産のそばぼうろ。見た目が地味で、食感もパサパサしそう。食べてみると、素朴なそばの香りが口中にひろがって、意外とおいしいのだけれど、口に入れるまでが、がっかりの時間。
たとえば、五色豆。甘い衣の中にエンドウ豆が入っている。色が美しく、カリッとした食感も、豆の香ばしさもうれしいけれど、修学旅行のお土産みたい。京都には、ほかにも珍しいもの楽しいものがあるだろうと思ってしまう。
ではどんなお土産がうれしいのかというと、たとえば赤福。手土産にするのはもちろん、自分のためにも買いたくなる。
たとえば、へんば餅。こしあんの具合がとてもよろしい。たとえば、二軒茶屋餅。きなこの香りがとてもよろしい。
名物にうまいものなしというけれど、伊勢土産となるお餅類の水準は高いと思う。京都土産なら、あん入り生八つ橋がまずまずのところ。ほかに京名菓の数々があるのは間違いない。
こう並べてみると、あんこの菓子ばかりを例に挙げている。要するに私は、あんこを求めているだけかしらん。 (舞)
2014年1月9日 AM 4:55
<< オリジナルデザインのインテリアになる家系図 柴田さんが販売開始 事業を伸ばすコツを伝授 津創業道場19日から開講 >>