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県内の医師・歯科医師2千名を会員に持つ三重県保険医協会=津市観音寺町=は2月11日(火・祝)、「食」と「いのち」を考えるドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』の上映会を、三重県総合文化センター・フレンテみえ多目的ホールで開く。
この映画は“食”という健康をテーマにした作品で、記録的なロングラン上映で知られる「モンサントの不自然な食べもの」に続く、遺伝子組み換え食品の実態に迫ったドキュメンタリー映画の第2弾。
また、本作で、遺伝子組み換え作物の影響と同時に描かれるのが“原発がある風景”。世界第2位の原発保有数58基が稼働中で常にリスクと隣り合わせのフランスと、福島第一原発事故以降の日本。その地に住む農家がどのような影響を受けたのか?『未来の食卓』『セヴァンの地球のなおし方』で“食の重要性”を訴え続けるフランス人監督ジャン=ポール・ジョーがカメラを向ける。
映画では、GMトウモロコシを2年間ラットに与え続けた研究実験に密着するとともに、福島第一原発事故が周囲に与えた影響を描き、原発と遺伝子組み換えという2つの技術の関係を明らかにしている。
同協会は「これら2つの技術は後戻りできないこと、世界中に拡散していること、体内に蓄積されやすいことが共通点です。未来の食生活と原発問題という、人に密接に関わる問題として考えさせられます。食といのちを考える機会として頂きたいです」と話す。
なお、本作はフランス映画で字幕鑑賞。託児および幼児の鑑賞ブースは設けていない。
受付開始は14時半、上映時間は15時35分~17時33分。参加費は1000円(中学生以上。会場で鑑賞予約券を提示し当日券を購入)。定員400名になり次第締切り。
希望者は?津225・1071(9時~17時)で代表者名・人数・予約券の送付先・電話番号を伝える。定員内で受付けが完了した場合は郵便ハガキの鑑賞予約券が送付される。同予約券を持参した人が優先的に当日券が購入できる。
問い合わせは同電話番号へ。
2014年1月23日 AM 4:55
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